ササラ
ユウコ「ササラ様」
ササラ「ユウコ,なんじゃ」
ユウコ「パンク様,謀反の疑いあり」
ササラ「なんじゃと」
ユウコ「間違いございません,武田のフリカ,徳川のレイナと手を結んでおります」
ササラ「パンク・・・」
ユウコ「戦のない世の中を創るなどとの動き,各地の大名,上杉,伊達,北条などと接触しているようです」
ササラ「・・・」
ユウコ「厳しい処分をなさらないと示しがつきませぬ」
ササラ「わかっておる」
ユウコ「どうなさいますか」
ササラ「島流しじゃ」
ユウコ「・・・甘いかと」
ササラ「ワシに口ごたえするか!」
ユウコ「申し訳ございませぬ」
ササラ「呼べ」
ユウコ「ハッ」
パンク
パンク「はい」
ササラ「聞いた」
パンク「フン」
ササラ「訳を」
パンク「あなたには平穏な世は創れないからよ,戦を好むあなたには」
ササラ「なんと」
パンク「戦が恨みや憎しみを生んで新たな戦を生み出す,それに気づかない馬花な男達には戦を終わらせることはできない,だから私が動いたわ」
ササラ「天下統一を果たすことで戦は終わる」
パンク「それまでにどれだけの血を流すの,今のままでも平穏の世は築ける,皆が心を一つにすれば・・・あなたは戦いたいだけよ」
ササラ「・・・」
ユウコ「ササラ様そろそろ」
ササラ「パンク,島流しとする・・・命は助ける」
パンク「・・・腹を切ります」
ササラ「そんなことは命じておらん!」
パンク「腹を切ります」
ササラ「島流しじゃ!」
パンク「私の夢が途絶えた以上,私が生きている意味はありません」
ユウコ「へへっ」
ササラ「パンク,生きるのじゃ,頼む」
パンク「そこの猿がほくそ笑んでるわよ」