エンジ「エイトお兄ちゃん,これからはこの家に一緒に住むからね,遠慮はしないからね」
エイト「おいおい,お前あとから来たんだから,少しは気使えよ」
エンジ「兄弟で何言ってんのよ!,自由にやらせてもらうわよ」
エイト「しょうがねぇな」








マミア「マンバ,来月にはアメリカだぞ,一緒に世界のヤマンバを目指そう」
マンバ「えっ,来月!?そんなに早いの?」
マミア「当たり前だろ,半年は日本には帰ってこれないからな」
マンバ「そんな・・・」






ガルオ「ツリーありますか」
チュリミ「ええ,ございます」
ガルオ「一つください」
チュリミ「プレゼントですか」
ガルオ「ええ,娘に,なかなか会えないもので」
チュリミ「そうですか,娘さん喜ぶといいですね」
ガルオ「ありがとうございます」



ルイコ「もう私,無理,タケ一に裏切られるなんて,これからどう生きていけばいいのよ,本当は水商売なんかしたくないの!」






タケ一「エイト,俺は罪を償う,立場を利用して悪事を繰り返してきた,ルイコにも申し訳ないことをした」
エイト「そうか,俺はうれしいよ,昔のタケ一に戻ってくれたんだな,また一から始めればいいさ」
タケ一「罪を償ったら,エンジに結婚を前提とした交際を申し込むつもりだ」
エイト「・・・そうか」
タケ一「エンジの兄のお前の了承がほしい」
エイト「俺がどうこう言う話じゃないだろ」
タケ一「そうか,じゃあ告白させてもらう」
エイト「・・・あゝ」





マンバ「エンジ姉ちゃん,私,来月アメリカに行くの」
エンジ「そう,急だね,でもおめでとう!世界のヤマンバの夢に近づくね!」
マンバ「エンジ姉ちゃん,私,エイト兄ちゃんにね,アメリカに一緒に来てっていうつもりなの」
エンジ「えっ」
マンバ「エンジ姉ちゃんの了解がほしいの,いい?」
エンジ「・・・私がどうこう言う話じゃないでしょ」
マンバ「じゃあいいんだね」
エンジ「うん」
マンバ「そもそもエンジ姉ちゃんとエイト兄ちゃんはもともと付き合いそうだったのに,兄弟とわかって一緒に住むなんておかしいよ!まだ気持ち残ってるんでしょ,やましい気持ちがあるから,私に一緒に住んでること言わなかったんでしょ!」
エンジ「ちょっと忙しかっただけだよ」
マンバ「そもそも,ルイコ姉ちゃんやタケ一兄ちゃんもみんな不幸になってってる,エンジ姉ちゃんが来てからだよ!どうして沖縄から出てきたのよ!エンジ姉ちゃんが来なかったらみんな幸せだったのに」
エンジ「・・・ごめんね・・・マンバ」






ワイネ「ワイね,エンジとエイトの2人に伝えないといけないことがあるんだ・・・まだ死ねんちゃね」




エンジ「エイト兄ちゃん,私はこの家から出て行きます,これから先,一緒にいてもお互い苦しくなるだけだから,今までありがとうございました,サヨナラ」