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台湾でもっとも知名度のあるお茶の一つといわれる凍頂烏龍茶。


凍頂とは、南投縣鹿谷郷彰雅村の山の名前です。


凍頂烏龍茶の茶園は主に標高300~800mの地域にあり、

気候は温暖、雨量も充分で霧や曇りの多い土地です。


凍頂の名の由来は、滑りやすい山道を登って茶摘みに向かうとき、

つま先に力を入れた「凍脚尖」の状態で「山頂」へ向かったところから

その名がついたといわれています。


凍頂烏龍茶の「烏龍」は、茶樹の品種名を表しています。

学術上は半球型包種茶というお茶に属し、発酵度は15~30%と

軽いのが特徴です。


鉄観音茶と同様、布に包んで茶揉みをする過程で、

凍頂烏龍茶も丸い粒状に仕上がります。



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伝統的な鉄観音製法とは、手間と時間をかける安渓以来の製茶方法の一つです。


摘みとった鮮葉は日光萎凋と室内萎凋によるゆっくりと葉の水分を蒸発させ、

発酵を促します。


茶葉を十分発酵させてから夜中か翌日に発酵止めの火入れをし、

茶葉を布に包んで揉みます。


布に包まれたまま揉むため茶葉が塊になるたび、布から出しほぐしては揉むという

作業を何度も繰り返します。

丹念な茶揉みによって丸い粒状になた茶は、文火という焙籠の上でゆっくりと

炭火で乾燥させて完成します。


こうして作られる鉄観音茶の佳品は、芳香が熟した果実にたとえられ、

わずかな酸味を帯び、のどの渇きをよく癒します。


しかし近年は、炭火からガスや電気に切り替えられ、多くは製茶時間も

短縮化の傾向にあります。


希少性のため、全般的に高価なお茶として珍重されますが、

良質のお茶は少なく愛好者は減少傾向にあるようです。


また台湾では、適応性や栽培上の難しさなどから、

鉄観音品種の産地は木柵地区に限られています。




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台湾 鉄観音茶の歴史

鉄観音茶は、台湾で唯一、球型包種茶に属しています。


このお茶は、発酵程度が30~50%と高めで、

台湾包種茶の中では最も大陸烏龍茶に近いタイプです。


鉄観音というお茶は、もともと福建省南部・安渓の特産品です。

鉄観音茶は、清代の乾隆年間(1735~1795)に誕生したといわれ、

すでに300年近い歴史があります。

北の武夷山に並ぶ福建産烏龍茶の双璧とも言われています。


鉄観音種の茶樹が台湾に伝来したのは、

120年以上前のことです。


清代末期、木柵の張兄弟が安渓から茶を持ち帰り、

樟湖山(現在の指南里)で茶の栽培を始めました。


以来この地で脈々と、鉄観音種の栽培と鉄観音製法が踏襲されています。



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