
台湾 高山茶の製茶
台湾高山茶の、茶摘みから製造にいたる部分発酵茶の特殊技術は、
古来熟練者の手から手へと大切に伝承されてきました。
製造工程の前半が紅茶、後半は緑茶に似ているといわれる部分発酵茶は、
日照量、雲霧の量、気温、風向き、標高、緯度、地形といった
自然条件に加え、茶園の管理方法や製茶に携わる職人の技術力など、
じつにさまざまな要因が茶の品質に関係しています。
部分発酵茶づくりにおける大きな特徴は、発酵を促すために茶葉を
摩擦、攪拌させる工程にあります。
新芽だけでなく適度に成熟した若葉を連ねた状態で摘み、
葉や茎内の含有部分を人為的に変化させることで独特の芳香と滋味が
生まれます。発酵茶の風味や個性の違いは主に、この発酵段階
の加減に左右されます。
緑茶に近い清茶タイプの文山包種茶から紅茶に限りなく近い白毫烏龍茶まで、
台湾の発酵茶はバラエティに富んでいます。
近年台湾でも高級志向化が進み、全般的に清茶が好まれるようになりました。
そこで、茶葉本来の滋味や香気を消失させないよう製茶技術が
工夫され、高山茶や凍頂烏龍茶は軽発酵のフレッシュな烏龍茶に
向かう傾向があります。
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