今回もそうでした。
沖縄空手道・無想会のセミナーに出ると、元気になります。

沖縄セミナーも合わせれば、無想会セミナーには計5回参加したことになりますが、毎回同じです。
2日間ぶっ通しで稽古することで体力的にはヘロヘロになるのですが、セミナーを終えた後で心はエネルギー満タンになっているのです。

それは、無想会セミナーが、とてつもない“陽の気”に満ち溢れた場だからなのだと思います。

新垣師範が、“陽の気”の塊です。

緻密な理論家、そしてその理論に基づく絶技の実践者でありながら、豪放磊落。寒いオヤジギャグを飛ばしながら豪快に笑い、凄まじい技と理論を説明していく師範のエネルギー。それを浴びて、元気にならないはずがありません。

そして、学ぶ門下生、他流派・他武術の先生方の姿勢。 その真摯さと熱意が、師範の陽のエネルギーを受け止めて、場全体の空気の密度と温度を高めていきます。

無想会門下は個性豊かです。

師範の教える絶技をいつも真っ先に体得する某隊長(二段)は、後輩たちに伝授するため、愛に満ちた“皮一枚”打撃をふりまきます。あの愛の皮一枚打撃をもらうと、無想会セミナーに来たなぁ!(笑)と思います。そして、この技術を目指そうと気持ちが入ります。

無想会門下の凄いところは、人体・身体操作の専門家が何人もいるところ。師範の教えを瞬く間に咀嚼して、それぞれの分野からの異なる角度、別の言葉でそれを説明してくれる人が複数人いる(!)のです。

また、他流・他武術の指導者でありながら、無想門下である先輩方もいます。

こうした先輩たちが「この技術は・・・」と分析し、試行錯誤を始めます。

新垣師範も、そんなフィードバックを受けて、説明の切り口を変えたり、時に「それは違う」とのやり取りが。

武術というものをともに掘り下げ、造り上げていく共同体が、ここに生まれます。大学の研究室での議論に少し似ています。

しかし、無想会セミナーの良さは、それが師と弟子達だけの空間ではないところです。
毎回、他流派・他武術のトップクラスの先生方が、新垣師範の理論と技術を学びにいらっしゃいます。

一流一派を率いる先生方が白帯を締めて我々に混ざって学ぶ姿。尊敬の思いが湧き、そして強い刺激をいただくことになります。

師範と門下、そして他流派・他武術の尊敬すべき先生方が集う場に、エネルギーが満ちないはずがありません。

だから元気になるのです。

しかし、時には息抜きが必要です。

説明と実演が暴走し、当初スケジュールを忘れて話を進める師範に、「師範、あと五分ですよ」と釘を指す世話人の南風さん。

「ええ!」と驚き、困ったなぁという顔をして「うちのボスは時間に厳しいんだ」と嘆く新垣師範。

これも、某隊長の“皮一枚”打撃と並んで、無想会セミナーに無くてはならない一場面(1回のセミナーで複数回あります)。

そして、「無想会セミナーに来たなぁ」と実感し、息抜きをする瞬間です。


今回もたくさんエネルギーをもらいました。
ありがとうございました。
次のセミナーに向けてまた稽古します。

今回の無想会セミナーに関する投稿は、ここで一区切りとしようと思います。