空手の型に分解は不要とか言っておいて何ですが、今朝は型の分解稽古をしました。

型が求める身体操作ができているか。それを細かくチェックすべく難しい動作を取り出し、クルマのボディに我が身を写しながら確認する。
そんな“型の分解”稽古です。

やったのは、まずは突きと蹴り。
・ナイファンチ立ち 突き
・撞木立ち 突き
・撞木立ち 膝上げ
・撞木立ち 前蹴り

突きの“鞭のひと振り”、できている気がします。

続いて、型の分解稽古。
・ナイファンチの初動
・ナイファンチの波返し(腕動作あり)
・ナイファンチの波返し(腕動作なし)
・チャンナンの転換手刀投げ
・チャンナンの転換下段払い投げ

(ちなみに、無想会の「ナイファンチ」は、一般で言うナイファンチ初段~三段を再統合したもの。「チャンナン」は平安初段~五段(除く四段)をやはり再統合したもの。ナイファンチシリーズ、平安シリーズのエッセンスが凝縮している型です)

いずれも「落ちる」ことを技に繋げることを意識して。

「落ちる」ためには、体の支えを外すことが必要です。即ち求められるのは、足の支えの外し。

これを、腰の高さを変えずに両足を体幹の筋肉でピッ!と引き上げ起こす。
支えが無くなって落ちるだけでなく、足を引き上げることで体幹が足に引き寄せられる=自由落下より早く速く落ちる。
それを目指します。

難しい。
波返しは正中線が動きます。
転換投げはバタバタしてしまいます。
しかし、時々上手くできた時の手応えに、ワクワクします。

仕上げに、ナイファンチとチャンナンをゆっくり、身体操作に1回ずつ。

いろいろ、雑になっていました。
反省!

以上、15分間の朝稽古でした。

↓は、今朝の稽古スペース。

日光連山がきれいでした。