岩槻駅前から愛宕神社を通って、久伊豆神社に至る道路。
その途中の五叉路に、微かな高低差があります。
左側の道路が高く、右側は下がっています。
この微かな高低差、私は、岩槻城の大構(城を城下町ごと囲む土塁)の跡だと見ています。
左側の道路が、岩槻駅前から愛宕神社を経て久伊豆神社に至る道なのですが、この道のある部分が、ちょうど岩槻城絵図の大構のラインに一致するのです。
岩槻城の大構は、明治以降何度か払い下げられ、土塁を崩した跡地に小学校や道路が築かれたそうです。
この道路も、おそらくは、そうしてできたものなのでしょう。
土塁跡に築かれた道路(写真左)はやや高く、土塁の外側の空堀があった地域を通る道路(写真右)はやや低い。
ここには、かつての岩槻城大構の地形が微かですが、しかし明らかに残されていると思います。
タモリに、見せたいな。