ケトルベルのスイングに影響を受け、チーシーをスイング風に振るメニューを以前から時々やってきました。ケトルベルでやる場合に比べると効果は薄いだろうと思い、気が向いた時だけやる優先順位の低いメニューでしたが、一昨日Nメソッドチーシーの記事を読んだのをきっかけに準必須メニューに格上げされそうな気配です。

軌道は、最初は普通の片手での振り下ろし(正面打ち)と同じ。違うのは、チーシーを止めずに途中から腰を折りそのままチーシーを股を潜らせてしまうこと。そして再び腰を起こしながらチーシーを股から前方に放り出し、今度はやや胸を張るようにしてチーシーを肩越しに背中の方に送ります。

この振り方のよい所は、股から背中にチーシーを放る時に脇の締め即ちチンクチの締めが駆動力になっていることを実感できることです。
また、チーシーのスピードが最速になる瞬間(胸の前を通過する時)に全身が脱力しているのも良いと感じます。下手をするとチンクチの締めが突きのブレーキになってしまうことがあるのですが、そうした(おそらくは)誤ったタイミングでの締めを矯正できる気がします。

このチーシースイングでチンクチの締めによるゆっくり加速を体感した後でチーシーの通常メニュー(振り下ろし&止め、クリーン&止め等)をやると、チンクチによる急速な加速をより実感しやすくなるように感じるのです。

そんな訳で、昨日と一昨日はスイング風の振り方に比重を置いています。このアプローチが正しいといいな(笑)。