映画「天使と悪魔」の宣伝で、「あの『ダビンチコード』の続編」という紹介を耳にします。

実際は違います。
「天使と悪魔」がラングドンシリーズの第一作で、「ダビンチコード」が第二作です。

って、そんな細かいことはどうでもいいですよね(笑)。
「あの『ダビンチコード』の前作」では、通りもあんまりよくないですし。


細かい部分を忘れてしまったなぁと本棚に手を伸ばしページをめくってみると、購入日がメモしてありました。

2004年9月です。
そっか。つい最近のことのようで、結構前だったんだな・・・。

いま一人前面してお金をもらっているテーマの仕事で、初めて大きな案件を取り、転機になった頃のこと。メモにも購入日の下に「○○社案件終了後の息抜きに」と書いてありました。
こういうメモは、タイムカプセルみたいで面白いですね。

最近は、面倒くさくて購入日しか書いてないので、また“もう一言”書こうかな、という気になりました。


本題に戻ります。
「天使と悪魔」の内容ですが、すごく面白かった記憶があります。
テーマ的には「ダビンチコード」の方が興味深いのですが、ミステリー、あるいは冒険小説として「天使と悪魔」の方がケレン味があります。

ストーリーの盛り上げ方も映画向きなので、映像化したら陰湿な場面ばかりでいやーな気分になった「ダビンチコード」を超えそうな気がします。映画も見てみようかな・・・。

ただ、敢えて欠点を言えば、ストーリーの枠組みが「ダビンチコード」と全く同じで、その点は変わり映えしないところでしょうか・・・

冒頭は秘密結社による暗殺シーン。現場に残された図称を読み説くためにラングドンが呼ばれる。ラングドンはそこで、殺された人物の“娘”と出会い、ともに秘密結社に命を狙われ、逃亡しながら謎を説く、という展開。
当然のことながら、“娘”は美人で、ラングドンと恋に落ちます(笑)。

「天使と悪魔」も「ダビンチコード」も全く同じです。


著者ダン・ブラウンの博学ぶりには毎回頭が下がりますし、「天使と悪魔」「ダビンチコード」はともに冒険小説の傑作ですが、ストーリーの枠組みが一つしかないのは、些か寂しいですね。

なんて、偉そうなことを書きながら、結局、手に取ったまま「天使と悪魔」を再読しています。
ダン・ブラウンは掴みがうまいんです。

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