今日は2月初のミット&スパーリングクラスに行ってきました。

ところが、前半のミットクラスまでは参加者が多く盛況だったものの、スパークラスは男は私と緑帯のOくん二人だけに。受け返しもスパーも、ローテーション無くずっと二人だけでやることになりました・・・。

スパー用のサポーター関係は嵩が張り、持ってくるのが大変だと敬遠されがちのようです。残念。

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そんな二人きりのスパークラスでしたが、受け返しは、以前謎の空手爺さんに習ったツボ押し が効いてきたのか、ハイがホイホイ飛び出し、我ながら軽快な攻防になりました。空手爺さんに感謝。

しかし、続くスパーでは、足運びは軽快だったものの、ひとり稽古で意識してきた歩み足の“出入り”に注力しすぎました。

実はO君がスネサポを忘れたため、スパーが突き限定に。
蹴りに繋ぐことが許されない状況では、入った後を意識しないで入ってしまうと攻防が単調になってしまいがちな私。
最近長身の欧米人相手に使っていた、右鉤突きを打ちながらの回り込みサイドステップも、体格が近いO君相手に使うのはなんだか気が引け、結局突きの距離に居続けることなく、歩み足でステップバックする展開になってしまいました。

途中からはむしろ、棒の稽古で掴んだ歩み足での出入り稽古に特化。予想以上に動けることに手応えを感じたのですが、先生からは同体格の帯下にヒット&アウェイを繰り返す私の姿はあまりよく見えなかったようです。

ちゃんと突きを効かせられる距離に入って!すぐに離れず、捌きながら連打しないと!」と指導の声が飛びました。

ごもっともです。
これまで大きな欧米人相手に、出入りや回り込みを研究してきたのですが、同体格で戦うには、もっと効かせられる距離での受け返しにも注力しなけりゃ行けません。

突きに限定したことで、課題が明確になったように思います。

まず出入り「だけは」と思って稽古してきましたが、出入り「だけでは」ダメだよな、気付かされたスパークラスでした。