水曜日のスパーリングクラスに出てきました。
ミット打ち以外の対人稽古はご無沙汰。どこまで体が反応するか心配でしたが、“大人な”メンバー中心だったせいか、まったりした雰囲気、まるでリハビリのような稽古でした。

受け返しの中で感じたのは、手足の長い欧州人の攻撃を受けて返す時、距離を詰める2つの動きが自然に出るようになっていたこと。一つは追い突き、もう一つは回転外回し(通称:偽装後ろ回し蹴り)です。以前は頑張って送り足でステップインして遠い彼らのボディに近付こうと四苦八苦していたのですが、これらを使うと、かなり楽に距離のハンデを消すことができることが分かりました。

自分なりに研究
し稽古してきた成果か、追い突きが自分の中で本当に自然な技になってきた気がします。
回転外回しは、これまでは見せ技、煽り技の要素が強かったのですが、今日はアラブ系イギリス人のAさんのコメカミにコツンと踵を当てることができ、ちゃんと当てて効かせる蹴りへの手掛かりが掴めたような気がします。今日一番の収穫でした。

しかし、送り足のステップインで相手を追い詰めて正面から打ち合う技術もフルコンには必要。楽してばかりいてはいけないかも、なんて思ったりしました。

その他、
受け返しの指導を先生に任せてもらえたのをいいことに、自分が稽古したかったステップを使った左ミドルの捌き等をいろいろ試せたこと、
受け返し&スパーに入る前のクラスで、私がミット打ちの相手をした見学者が入会してくれたりと、
ちょっと嬉しい今日の稽古でした。