金谷治による訳注の「韓非子」(第一冊)を読んでいます。
君主、今風に言えば、リーダーが守るべき鉄則を説く内容ですが、事例を数多引用しイメージを喚起させる筆致のためか、「法家主義」という言葉の固さとはむしろ真逆の印象です。むしろ、演繹的に適用されるドグマではなく、歴史と経験から帰納・体系化された思考のフレームワークといった趣です。
現代で最も近いものと言えば、経営学やマネジメント論と言ったところでしょうか。
こんなものを紀元前に書いていたのですから、古代中国の政治的先進性には恐れ入ります。
外交を語る部分は、戦国時代の多極化した世界が現代に通じるため、これからの日本の行く末を考える上でも、参考になる部分があります。
紀元前の智恵の深さにめまいを覚える一冊です。
君主、今風に言えば、リーダーが守るべき鉄則を説く内容ですが、事例を数多引用しイメージを喚起させる筆致のためか、「法家主義」という言葉の固さとはむしろ真逆の印象です。むしろ、演繹的に適用されるドグマではなく、歴史と経験から帰納・体系化された思考のフレームワークといった趣です。
現代で最も近いものと言えば、経営学やマネジメント論と言ったところでしょうか。
こんなものを紀元前に書いていたのですから、古代中国の政治的先進性には恐れ入ります。
外交を語る部分は、戦国時代の多極化した世界が現代に通じるため、これからの日本の行く末を考える上でも、参考になる部分があります。
紀元前の智恵の深さにめまいを覚える一冊です。
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