昨日の土曜の空手の稽古で初めて前に出て手本を見せる側に立ちました。

体験入門者が2名現れたので先生が説明そのに回り、アシスタントのA先生が一般道場生の指導を担当。はみ唐もそのお手伝いをした、という形です。先日のミット打ちの指導と違い、道場生の皆さんと向かい合って見られながら技を出すのでチト緊張

指導内容は、自然体(組手立ち)からの空突きと空蹴りのコンビネーション。
 ・右逆突き
 ・ワンツー
 ・ワンツー→右上段回し蹴り
 ・右下段回し蹴り→右上段回し蹴り
 ・ワンツー→右下段回し蹴り→右上段回し蹴り
 ・歩み足→逆突き
 ・歩み足→逆突き→奥足前蹴り

空蹴りは支えてくれるミットが無いので、コンビネーションの種類によっては難しいんですよね。昨日は、ワンツー→右下段→右上段のコンビネーションで少しヨロケてしまいました。恥ずかしい。でも、自分の前にいた道場生さんたちはもっとグラグラによろけていたのでOK!・・・とはいきません(笑)。

指導側に回り道場生と向かい合って技を出すのは、道場生側にいる時と全然違うものですね。
道場生側にいるときは「前回よりは上手く出来た」という加点法での自己評価で稽古ができますが、指導側で向かい合うときは、完璧にできて当たり前なので、減点法での自己評価になります。自分の技のダメなところが、グイっと突きつけられた気分でした。
以前先生が「指導側に回ると上手くなるよ~」と言ってたのが分かるような気がします。

いつもこれをやってる先生は実はすごいんですね。見習って技術を高めなければ!

  *  *  *

話は変わりますが、稽古後、更衣室で先生と話していると、「今日は参ったよ~」と言うのです。
「どうしたんですか?」と訊くと、

「ほら、今日は、A先生とはみ唐さんにコンビネーション指導を任せて、自分は体験入門者への説明と指導にあたったでしょ。こっちとしても、体験入門者が緊張してガチガチになってるから、それをほぐそうと思って、笑いを交えながら稽古つけたんだけどさ、」

そう言えば、コンビネーションの稽古中、体験入門者の方々の笑い声が聞こえたような・・・。

「そしたら、汗だくでコンビネーションやってる中級者の女の子たちが、ギラって睨むんだよ。『そっちは楽しそうねえ(怒)』みたいな感じでさ。

なるほど・・・。
まあ、そう見えるかもしれませんね。

「違うんだけどなあ・・・。そういう印象になっちゃうかなあ。」

傍から見ると微笑ましい悩みですが、そういうことも気にしつつ指導しているんですね。
空手の先生って大変だ!と思ったはみ唐でした。