世間はクリスマス・イブですが、我が道場は稽古納めです。

この一年をビシッと締めるため、朝の中級者クラスと昼の初心者・中級者合同クラスに出てきました。

クリスマス・イブにも関わらず、出席者多し。

素晴らしい。それでこそ空手家だ!


稽古前・・・

Sさん(日本人女性、左横蹴り上手い):「あ、今日は空手着洗ってきたみたいですね。」

はみ唐:「当然。もう臭くないよ。」

Sさん:「木曜日はちょっと臭いましたからね。」


や、やっぱり?!


 * * *


今日の稽古メニューは↓。


【中級者クラス】

・柔軟体操

・三戦立ち基本稽古 一通り

・前屈立ち蹴りの稽古 一通り

・前屈立ち移動稽古 道場8往復

 - 逆突き1本×2往復

 - 逆突き3本×2往復

 - 上段受け→逆突き1本×2往復

 - 上段受け→外受け→逆突き1本×2往復

・後屈立ち移動稽古 道場8往復

 - 内受け移動×4往復

 - 手刀受け移動×4往復

・技限定シャドー 30秒×12回

 - ステップ+突き(自由)のみ×2回

 -   〃  +〃 (自由)+前蹴り×2回

 -   〃  +〃 (自由)+蹴り(自由)×2回

 -   〃  +〃 (自由、強め)+蹴り(自由、軽め)×2回

 -   〃  +〃 (自由、軽め)+蹴り(自由、強め)×2回

 -   〃  +外受け+突き(自由)+蹴り(自由)×2回
・対人稽古:左右の中段突きに対する外受け 20本×7回

 - 約束 20本×4回

 - 自由(ランダム)20本×3回

・三戦立ち正拳中段突き10本


<はみ唐雑感>

自然体(組手立ち)稽古の多い中級者クラスにしては珍しく、前屈立ち&後屈立ちの移動稽古を割合しっかりやりました。

最近意識していた、「膝を抜いて落ちながら前に進む」動きを試すいい機会。

"なんちゃって膝抜き"かもしれませんが、できたような・・・。

外受けの練習も、突きがいよいよランダムになってきて、組手を意識した感じになってきました。


Tさん(イギリス人、日本語上手い)とMさん(アメリカ人、こっちも日本語上手い)は、どうしても脇が空いてしまって、腰や肩じゃなくて、手打ちの外受けになってるなあ・・・。


【初級者・中級者合同クラス】

・柔軟体操

・三戦立ち基本稽古 一通り

・前屈立ち蹴りの稽古 一通り

・前屈立ち移動稽古 道場8往復

 - 逆突き1本×2往復

 - 逆突き3本×2往復

 - 上段受け→逆突き1本×2往復

 - 上段受け→外受け→逆突き1本×2往復

・後屈立ち移動稽古 道場8往復

 - 内受け移動×4往復

 - 手刀受け移動×4往復


・型稽古:太極Ⅰ(運足のみ)3回

・ミット打ち 60秒×12回

 - 右ストレート&ワンツー打ち込み 60秒×3回

 - 外受け(持ち手が右ストレート)から返しの右ストレート 60秒×2回

 - 外受け(持ち手が右ストレート)から返しの右ストレート→右ローキック 60秒×2回

 - 右ストレート&ワンツー打ち込み→左右ミドルキック 60秒×3回

 - 左右ミドルキック(ダブル、トリプル) 60秒×2回

・三戦立ち正拳中段突き10本

・先生の締めの挨拶



<はみ唐雑感>

先生から、「来年は4月くらいまでに、太極I、II、IIIを仕上げます」というお達しが。

気まぐれじゃなくて本当に型稽古を導入するんですね。

でも、太極かあ・・・。どうせだったら、平安シリーズがいいなあ。


ミット打ちでは、外受け→右ストレート→右ローキック、というフルコンらしいコンビネーションが登場。最後の右ローキックは、ミット無しの生足(?)に、軽く直接蹴り込みました。

久しぶりに味わった、蹴ったすねが相手の太股の真芯を捉える感触。

はやく組手したいなあ、なんて思ってしまいました。


最後は、左右ミドルで、ダブル、トリプルを蹴り込み、気分は完全燃焼

10年ぶりに空手を再開した年の最後の稽古として満足のいく稽古を納めとなりました。


 * * *


稽古後、Tさん(イギリス人、日本語上手い)とMさん(日本人女性、技きれい)が近寄ってきました。

Tさん:「はみ唐さん、ワタシ、後ろ蹴りの練習シタイネ」

Mさん:「私も、私も!」


後ろ蹴りは、相手の前でクルッと180度回転して、奥足で相手の腹や顔をまっすぐに突き刺す蹴り技(後ろ回し蹴りではありません)。

はみ唐さんの好きな技No1で、稽古後、よくフォームチェックをしていました。

よーし、相手してやるか。

キックミットを構えて、2人の後ろ蹴りを交互に受けることに。


受けてみると、

さんの後ろ蹴りは、距離がつかめていない。足を伸ばしても当たらない状態。

Mさんの後ろ蹴りは、距離は完璧だけど、当てる部位が中足(上足底)になってしまっている。

はみ唐:「Tさんは、もっと近づいて蹴って。Mさんは、かかとで蹴るように意識して。」

Tさん:「ワカリマシタ!」

Mさん:「オッス!」


と、なぜか同時に蹴りを放つ二人!

2人の蹴り込みの角度は直角だったので、どちらかをミットで受けるどちらかを食らってしまう。

とっさにバックステップして両方の蹴りをかわしました。


Tさん:「ナゼ逃げマスカ? 臆病デスネ」

はみ唐:「アホか!同時に2本の蹴りなんて受けられるか!!!」

こうやってまた来年も稽古していくんだろうなあ、と思った瞬間でした。

 * * *

帰りに、A先輩、Tさん夫妻、Mさんと5人連れ立って、唐辛子たっぷりの激辛中華鍋で、稽古後ご飯の食べ納め。ついでに、メリークリスマス。


また来年も楽しく稽古をしたいものです。