今日もタクシー帰りだし、明日は東京駅7時発の新幹線だし、もう寝るのやめようかなぁ、などと考えているところです。
寝たら起きられなさそうな気がする・・・。
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今日は、プチ修羅場のお客さん(→過去記事 参照)から、追加発注を受けました。
額は1,000万円弱。本体案件がその半分くらいだから、受注金額で言えばいっきに3倍に膨れ上がりました。1,000万円弱の大半は実は外注費に消えるのですが、所属組織としては受注額目標の達成も問われるので、一応お手柄(?)。今日は室長が終始ご機嫌でした。
しかし、この追加発注、取るつもりはまったく無かったのです。
1週間前・・・
はみ唐:「貴社の社内調査ですけど、いつ頃始まれそうですか?」
お客さん:「そんなにせかされても、こっちだって忙しいから始まれないよ!」
はみ唐:「しかたないですけど、年内にスタートできないと、この部分がネックになって我々の最終報告も3月末に間に合わなくなりますよ。」
お客さん:「それは困る!なんとかしてくれ。」
はみ唐:「我々の領分じゃないので、どうもできないですよ。別途、外注してみてはいかがですか? こういう現場査に慣れてる事業者さん紹介しますよ」
この時点では、うちで受注する気はさらさらなく、発注先候補は紹介するから、自力で発注してもらおう、「頼むからうちにはふらないでくれー」というスタンス。
お客さん:「え、はみ唐さんには頼んじゃいけないの?」
はみ唐:「いけなくはないけど、うちに頼むと高いですよ。だって、どうせ外の事業者さんに発注するし、その上、マージン乗せますから。直接、事業者さんに発注された方が安いし早いですよ。」
お客さん:「そこを安くしてよ。」
はみ唐:「それはできません。これを受注することで他の案件ができなくなる機会損失を考えたら、正直なところ、私も受注したくないんですよ。それを賄うには相応の利益を積ませていただかないといけないんです(←本当です)。そちらで、別途どこかの事業者さんに発注してもらえませんか? それがお互いのためですよ」(←まるごと本音)
お客さん:「冷たいよー。高くてもいいから、受けてよ。いまさら他の事業者さんと契約の調整なんてシンドイよ。」
はみ唐:「事業者さんと直接交渉すれば○○円くらいですけど、うちに任せると、1000万円近くかかりますよ。いいんですね?」
お客さん:「お金はなんとかするから、お願いだよ」
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そんな流れで今日の受注に至りました。
わからないもんですね。仕事が欲しくてガッついているときは金額を下げてもなかなか受注が取れないのに、受注を拒否しているときに金額が上がって仕事がやってくる。
駆け引きのつもりはサラサラなかったのですが、結果的に駆け引き的なやり取りになっていたのでしょうか。
これを『技化』できたらすごいのかな?
それって、人として、ちょっとまずい気もするなあ・・・。