■ハリー王子■米国ビザの公開を要求される

 

ハリー王子の米国ビザ記録の公開を求めているヘリテージ財団は、ジョー・バイデンの駐英米国大使による「異例の」コメントと呼ばれるものを判事に提出した。

ドナルド・トランプ氏は先月、ハリー王子が麻薬摂取に関してビザ申請に虚偽を記載していたことが判明した場合、再び大統領に就任した場合には「適切な措置」を取るよう努めると述べた。

トランプ大統領のコメントについて問われたジェーン・ハートレー米国大使は、「バイデン政権ではそんなことは起こらない」と笑い飛ばした。

 

ニコルズ判事が、ハリーの在留資格に関する記録を検討し、公開すべきかどうかを決定している最中だった。

ヘリテージ財団はハリー王子のビザ記録の公開を求め、ハリー王子が申請書で薬物使用を確認したかどうか、また入国管理当局から何らかの特別な扱いを受けたかどうかを確認するよう求めている。 

2020年にアメリカに移住した後に出版された回想録『スペア』の中で、彼は過去にマリファナ、コカイン、サイケデリックキノコなどの薬物を使用したことを認めた。

米国ビザ申請者は薬物使用歴について開示する必要があり、申請に影響を与える可能性があります。

申請に虚偽があると国外追放などの罰則が科される可能性があります。

ヘリテージ財団は提出書類の中で、国土安全保障省は「ハリー王子の在留資格がどのようなものである、私たちが持っているいかなる情報も公開することはできない」と常に主張してきたと述べた。

「しかし2024年3月25日駐英米国大使は、サセックス公爵の現在の移民ステータスだけでなく、殿下の将来の移民ステータスについても直接話しました。」

「ハートリー氏は情報は秘密にしなければならないという、国土安全保障省の主張を損なうもの」だと主張した。

さらに、「バイデン政権はハリー王子を守るためにあらゆる努力をしており、サセックス公爵が米国移民申請書に嘘をつき、米国移民法に違反した場合には国外追放の可能性さえ排除している」と付け加えた。