# OLD NEW DINER [立川] のベーコンチーズバーガー | ハンバーガーストリート

# OLD NEW DINER [立川] のベーコンチーズバーガー




 実はまだ2度目ですね。2020年に訪ねて以来の東京・立川OLD NEW DINER(オールドニューダイナー)。初回からいきなり"ハイマウントなバーガー"を食べてしまったので、今回はもう少しベーシックへ戻って、ベーコンチーズバーガー¥1,780(税込)を。

 バーガーメニューは現在「STANDARD BURGER」「TERIYAKI BURGER」「HOT BURGER」の3つのカテゴリーに分かれていて、それぞれ12品・9品・4品の計25品がレギュラーメニュー。「TERIYAKI」だけで9品もあるというヒジョーに目を引く状況ですが、今日は"ベーチー"で。

 パティは炭火で焼いたUSビーフ120g。チャックアイロール=肩ロースを9mmと12mmに自家挽き。バンズはおなじみ新宿「峰屋」の酒種天然酵母。こちらも120g。つまり、パティとバンズが「同量」という。ベーコンは"2日で仕上げる"早業の自家製。豚はメキシコ産。野菜はレタス&トマト。玉ねぎは入らず。上下バンズにマヨネーズ。あとは自家製BBQソース……という内容。

 感想……ごつい。背が高い。ヒール(下バンズ)が分厚い。そこへプンと香る炭のにおい。派手に挟まるベーコンは70〜80g。厚みがあって「もむっ」とソフト。ある種「ぷよぷよ」としたこの弾力は完全に田中さんの意図するところで、バーガー全体の食べ口を強くリードしている。何ならばパティより印象強いかも。

 BBQソースは田中さんの古巣「AS CLASSICS DINER」のレシピと基本は変わりないが、但し、かなり「ギュッ」と煮詰めている。7〜8時間は煮込むそうで、味も見た目もかなりダーク。大人な味わい。それもあって全体に重心のグッと「低い」バーガーに仕上がっている。峰屋バンズは240℃のオーブンで約2分トースト(リベイク)。焦げたゴマが芳ばしく。でも、食事の最後に「ひと口分ほど余るかな」というぐらいの分量。余韻はBBQソースのトマトの旨味。

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 後味は意外と重くなくて、むしろさわやか。「パティに牛脂を加えていないから」と田中さん。それとチョップ肉でなく「挽肉」のパティなのも、食後の"胃袋"の感じに影響していると思われますね。ドーン! と迫力を出しつつも重くならず……ゼツミョーな平衡感覚! そこが人気の理由でしょう!




# 『アメ車マガジン』連載第3回は東京・立川「OLD NEW DINER」が登場!
# OLD NEW DINER [立川] のオールドニューバーガー

― shop data ―
所在地: 東京都立川市錦町1-8-5 イーグル立川1F
     JR 立川駅南口より歩7分 地図
TEL: 042-512-9864
URL: http://www.oldnewdiner.jp/
オープン: 2016年6月17日
* 営業時間 *
火~土: 11:00~21:00(LO20:30)
日・祝: 11:00~20:00(LO19:30)
定休日: 月曜日(要確認)

2023.11.20 Y.M