菊花椀
昨日の記事で紹介した菊。
これに似た写真を撮っていました。
3周年フェア用の仕込み風景から。
蕪(かぶ)です。
ペティナイフでちくちく
ちくちく
ちくちく
ちくちく
ちくちくして出来上がったのが、これ。
こっちのほうが、よく写っているかな。
蕪に細工して菊の花を造っていました。
気が遠くなる作業です。見ているほうも。
45個位だったかな。
1個、約7分位かかったそうです。
そして~、フェア当日、
こうなって~。
じゃ~ん!
こうなる~。
菊花椀です。 (3周年お献立)
菊蕪の中には蟹真丈が入っています。
お汁は菊花と菊菜の薄葛仕立て。
菊の柄のお椀を使います。
毎年この時期だけのお料理。
きれいで私の大すきなお料理。
お椀の蓋を開けた時のお客様のお顔を見るのも楽しいお料理です。
「気が遠くなるー」と言いながら、毎年やってしまうのを見ているのも楽しい(笑)
作る方も食べる方も、笑顔になれる料理って、いいですね。
十日夜
本日は、十日夜(とおかんや)。
と言うことで、お花屋さんで、写真のようなセットを売っていたので、購入。
まん丸の黄色い菊がお月さまみたいです。
十日夜。
初めて聞いた言葉でしたが、暦の上での月の呼び方で十日目頃の月のこと
だそうです。
俳句や短歌の世界に存在する季語。
中部関東以北の民間で行われる、旧暦の十月十日の夜に行う収穫の祝いの
ことを指す。
というような事が書いてありました。
静岡県の駿東群では、十日の月が西に沈むまで夜なべをすると、お金持ちに
なると言う、言い伝えがあるそうです。
月が沈むまでって何時頃なんだろう・・・。
まん丸の菊で思い出した!
明日は、菊つながりの記事をアップします。