ビストロ ロジウラ(フレンチ) | はまやす たかのぶログ

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濱安 高信が生きていける感謝を綴る日記の様なブログを意識して書いています。

良ければご覧になられて下さい!

接客→×
味→△
装飾→×
総合→20点
お客さんによって話し方が全然違うので、一見さんのお客さんはかなり入りづらいお店だと思います。初めて行った私には探り探りかなり丁寧な言葉で話していましたが、明らかに常連さんと思われる方には、仲が良いを飛び越えて上から目線で話している時がありました。これはおもてなしをするという観点からすると、接客においては私は×を付けざるを得ません。なぜなら例えどんなお客さんであろうと平等な態度をする様に努めるのが真の接客だと思うからです。それが例え一般庶民であろうと総理大臣であろうと天皇陛下であろうと、変わらない接客をできるお店が一番理想だと思うからです。それとこのお店は店内に3人しかスタッフが居ない為、料理を持ってくる人が厨房で料理を作ったりとバラバラになってしまっていました。コース自体が無いので勿論ダストパン等によるテーブル掃除もありませんでしたし、決定的な点はやはりアレルギーを聞かれない点でした。
味についてはミシュランガイドブックに書いてある料理は一通り食べましたが、先ず人気のフライドポテトにミモレットチーズを乗せた料理は正直言って普通に思ってしまいました。美味いとも不味いとも言いませんが、私はマックのポテトの方が好きです。ノルウェーサーモンのミキュイ(ミディアム)はそれなりに脂が乗っていて焼き加減も丁度良く美味しいと思います。子羊のローストは正直お肉のスジがかなり有り、歯に詰まってしまいます。ミシュランガイドに載っている以外ですと、自家製ハム、クルミ、アンディーブ(チコリー)のサラダはかなり味付けが雑でチコリーの苦味を取る為か、かなりの酸味を感じます。酸味が強すぎて途中でフォークが止まってしまう程です。その代わりデザートで店員さんのお勧めと言われたモワルーフロマージュ・タイムの香り、ピスタチオのアイスクリームはフロマージュ(チーズ)が中からとろけてきて出来たては美味しいです。これらを総合的に見て加点減点を繰り返した上で、得点は△になりました。
装飾についてですがペラペラですぐに落ちてしまう紙の膝当てと紙おしぼりが最初に先ず出されます。それと椅子が木でかなり堅く、ずっと座っているとお尻が痛くなります。掃除はかなり甘いです。窓も汚れていますし、トイレも汚れています。店内もかなり暗めで普通に撮れないのでライトを付けて撮るしかないぐらいの暗さでした。BGMもお店の好みなのかかなり大きく、お客さんの会話を妨げます。テーブル自体が歪んでいて提供されるお皿がガタガタ言ってしまいます。これは接客に入れてもどちらでも良かったのですが、取り皿をスタッフさんに頼まないと交換がされない為、前の料理の脂や味が次の料理に移ってしまっています。それとこのお店は何故かミシュランガイド2014年版をトイレに置いていました。そこはお店の入り口では無いのでトイレに行った人しか分からず、減点対象としておりませんがトイレの床の汚れや埃等はかなり気になります。装飾で一番減点した所は、グラスを下向きにぶら下げたりケース等に入れずそのまま立てて置いてあるので埃が上から被ってしまっています。これはかなり基本的な点だと思いますので、結果的に装飾についても×にしました。ファミレスでもコップは下向きで埃が入らないようにしているのは皆さんもご存知の通りです。
私としてはこのお店が店名通り、かなりの路地裏に存在しており車で入れる道では無く、お店に入るまでに20分ほど迷ってしまいました。ミシュランガイドにこのお店を取り入れたのも、ただこういう所にまでちゃんとミシュラン調査員が食べに行っているという事で載せたのではないかと想像していまいます。ミシュランの調査員が何十人(あるいは何百人)で都内を調査しているのか分かりません。それでも人それぞれお店の雰囲気や味の好き嫌いがあると思いますが、私は一人で全てのお店を評価しているので全て嘘偽り無く述べています。このお店は常連と思われるお客さんに明らかに上からと思える様な言葉使いで話している所が印象に残りました。フレンチ店としては私は人をお連れしたく無いですしお勧めもできません。ラストの2枚の写メは取り皿に残ってしまっている油の写メとグラスを立てて置いている写メになります。