※受験前の2025年1月に途中まで書き、そのまま下書きで保存していた記事を、加筆修正しました。
タイトルにある、意義を唱えた人物は、私ではなく、娘です。
受験直前の1月、私はへこんでいました。
冬休みの間に6時起きの習慣を付けたかったのに、できなかったー…。
この頃の私は、残業をしないかわりに、深夜に仕事をして遅れをカバーしていたんです。
受験に向けて、有休もとるので、その分を進めておく必要もありました。
で、朝眠くて起きれなかった…(娘を起こせなかった)。
あと、娘は、昔から寝付きが悪く、ベッドに入ってから入眠まで、1-2時間かかることもザラにあったため、睡眠不足が心配で、ちょっと起こすのをためらう気持ちもありました。
だいたい、7時〜7時半過ぎには起きていたので、そこまで遅寝遅起きってわけではなかったのですが、やっぱり6時までには起きるようにしたい!
「よし!1月受験には間に合わなかったけど、明日から6時には起きる習慣をつけよう!」
そう意気込んだ私に、娘が挙手をして
「意義あり!」
意義!?
※娘は裁判官のドラマに影響され、「意義あり!」「意義!」と挙手をするのがお気に入りに。
(「意義あり!」のほうが一般的ですが、裁判所界隈では「意義!」のほうがこなれた言い方なんだとか)
以下、娘の主張。
「ママは、移動中も覚醒しておくべきって考えてる?
私は電車では勉強しないよ。酔うし。
私が、ボケーッとしてる間に、ママが学校まで運搬してくれたらそれでいいよ。
受験の日は、さすがに6時には起きるでしょ?
起きて3時間もすりゃ、覚醒するんでしょ?(※)
つまり、入試時間には間に合うんですよ。」
私「でも、8時台から入試が始まる学校もあるよ?
あと、ふだん7時起きの習慣だと、10時ごろの覚醒になっちゃうかもよ(※)。間に合わなくない!?」
(※)何かで読んだ、「起床3時間後に一番覚醒説」を、親子で信じてました。
娘「大丈夫だよ!最初の科目って、大抵国語だよね?!私、国語は得意だから。
算数のときに一番覚醒してるほうがいいから、7時過ぎに起きてりゃいいんじゃない!?」
全く、「ああ言えばこう言う」ヤツだな!
呆れながらも、「…確かに、移動中に徐々に覚醒すればいっか!」と思い、ちょっと気が楽になった自分もいました。
結局、6時起きの習慣はつかぬまま、2月受験本番に突入。
で、受験後に思ったこととしては、
⚫︎受験当日は、アドレナリンドバドバ効果で、覚醒しやすくなるので、問題なかった。
⚫︎直前に、2月受験をすべてホテル前泊に切り替えたので、移動のために早起きをする必要はなくなった。
ちなみに、受験前は6時起きの習慣がつけられなかった娘ですが、今、中学登校のために、毎日、自分で6時に起きています。
娘曰く
「受験期のほうが生活がハードだったから起きれなかったんだよ。今は、勉強をあんまりしてないから楽」
だそうです。
気になるフレーズがありましたが、でも、人気タレント並みの、過密スケジュールだった受験生時代のほうが、早起きするのはつらかったというのは、わかる。
早起き習慣がつけられるに越したことはないとは思います。
でも、お子さんのタイプによっては、優先順位は下げてもいいんじゃないかなあ(睡眠時間を削らないほうが大事かも)というのが、振り返っての感想です