いよいよ受験本番。
今日受験する2校が、娘の本命校群です。
持っている力を出し切りたい1日。
夜、寝付くのが遅かったので、6:45まで寝かせ、ホテルを出るのも、ゆっくりめにしました。
澄み渡った青空!
翌日の雪の予報が信じられないくらいです。
歩きながら、自分の役目=娘の緊張をほぐすこと、に努めました。
私「いよいよ、最後の『模試』だね」
娘「は?入試だけど」
私「でも、言うじゃない。模試は本番と思って受けろ、本番は模試と思って受けろって」
娘「いや、入試は入試だから。入試を模試っていうの、好きじゃないからやめてくれる?」
気に入らなかったか。
じゃあ次は…
私「(裏声で)えー、ほ、本日は、お日柄もよく、えー、娘様におかれましては…」
娘「今度はどうした?」
私「自分より緊張している人を見ると落ち着くらしいから、本番ではママが緊張しろって言ってたでしょ」
※言われた時のことを書いたブログ。
娘「私、緊張してないんだけど。
なに、緊張させたいの?」
私「あ、じゃあ、いいです。なんでもないです」
私の計画、不発。
娘は、緊張すると、ハリネズミのように針を逆立ててくるタイプ。
刺されたら大変!くわばら、くわばら。
刺激しないように当たり障りのない話題に。
そうこうしているうちに、学校につきました。
「じゃあね」と言って、娘は、1月受験時と同様、一度もこちらを振り向かず、試験会場に向かって歩いていきました。
なんて、頼もしい背中なんだ。
背中が見えなくなるまで見送っていると、視界がぼやけてきました。
わけもなく、涙が
なんだ、この涙は!?
無事に受験を迎えられたことへの感謝の涙?
成長を感じて嬉し涙?
親離れの予感に寂し涙?
プレッシャーに立ち向かう姿に感動の涙?
何もできない自分が不甲斐なくて悔し涙?
いろいろな感情が混ざった、マーブル模様の涙でした。
しかも、自分の娘だけでなく、よそのお子さんからも、今日までの努力の軌跡を勝手に感じ取って、追い涙。
みんな受かればいいのに。
がんばれ、がんばれ、がんばれ。
不思議な感情のたかぶり、涙を何とか落ち着かせ、ホテルに戻りました。
自分の朝食を済ませたあと、皆様のブログを拝見し、荷造り、娘の昼食(※)などを準備。
(※)娘と13時頃には合流できるはずなので、レイトチェックアウトにして、午後受験ギリギリまで、ホテルで休憩させることにしたのです。
作業をしながらも、「ああ、今、国語が終わった」「算数、がんばれ」など、試験の時間を常に意識していました。
試験後、合流したとき、娘は一言、
「いつも通りだった」と言いました。
それで十分。よくがんばった!
ホテルの部屋で、ご飯を食べ、30分足らずでしたが、アイマスクをつけて、YouTubeの音楽を聴きながらベッドで身体を休ませる時間を取りました。
私は電車遅延がないか、こまめにチェックしつつ、なるべく休憩を長く取らせて、次の会場に向かったのです。