ユッケが無くなる日 | つれづれ写真日誌

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石川県金沢市を本拠地に、低価格焼肉チェーンを展開してきた「焼肉酒家えびす」が、つまずいた。この事件の波紋は大きい。焼き肉業界にとって死活問題だ。おそらくユッケはほとんどの店から無くなるだろう。
「焼肉酒家えびす」の社長は20代で起業を決意し、97年に第一号店を出し現在20店舗を経営する業界でも有名人らしい。いわゆるサクセスストーリーの代表格で 業界紙、雑誌の他メディアを一時期賑わせた。私の地元横浜にも出店している。犠牲者も出た。
「美味しい焼肉を、安い値段で、ディスコのサービスで。」がキャッチフレーズ?
この事件はバードカフェおせちとも似た問題点を抱えているように思える。
量と速度とメニューの誘惑に負けたのだ。つまるところ 金に目がくらんだのかもしれない。
誤解を恐れず あえていうなら
長年の個人経営の焼き肉店や焼鳥店の生食なら このような事は起きなかったに違いない。行きつけの焼き鳥店、焼肉店でも良くレバ刺し、鳥刺し、ユッケを食べるが、時々「今日は無いんだよね」と注文を断られる。
危ない肉は 経験則で分かるそうだ。またさばき方にも熟練の技術が必要になる。
「基本的に保健所からは 販売しないで」と指導を受けているとのこと。
厚生労働省は1998年に、牛と馬の生食に関する衛生基準を定めたが、そもそも厚労省が定めた生食用基準を満たすユッケなどはほぼ皆無で、業者・小売りの阿吽の呼吸のもと、「加熱用」の肉がナマで供されるのが常らしいと。またこの基準に違反しても
強制力がないので、多くの飲食店は加熱用の肉を生で客に出しているのが現状だ。
グレーだからこそ、個人が責任を持てる範囲内での安全性が、市場性のフィルターに掛けると 「抜け道」になる。
残念でならない。闇ユッケが出回る日が来るのだろうか?レバ刺しも厳しい。チェーン店、フランチャイズの功罪が明確に出た例だ。