2025年6月3日(火)〜8日(日)の一週間、約7年ぶりに個展を開催しました。
個展タイトル「HOUMANOID(ハウマノイド)は「household」(家庭)+「humanoid」(人型) という二つの言葉を合わせた造語です。
chatGPTに考えてもらいました。
chatGPTが現れてから、ビックリするぐらいの勢いで人工AIが世界中を席巻してしまいました。
短時間でハイクオリティな画像や動画が作れてしまうこの技術は「AIに仕事を奪われてしまう のではないか」と一部の人たちを恐怖に陥れてしまったようです。
私は恐怖よりもこのAIの技術を利用して何か作品を作りたという欲求が沸き起こりました。
絵を描いてもらうのではなく、キャラクターのデザインを考えてもらうのです。
使用したアプリケーションはAdobeの「Firefly」。
多くの生成AIがある中でFireflyを選んだ理由は毎年Adobeに高額なサブスク料金を支払っているため、使い倒さないともったいない!という理由です。
まずはFireflyにデザインを考えてもらい、私がそのデザインを元に絵を描くというとてもシンプルな 制作工程です。
モチーフは「動物」「家電」「乗り物」と生活に身近なものを選び、子どもの頃から私を虜にしている「ロボット」 というワードを掛け合わせ、私自身のアレンジも加えて とても奇妙でレトロな機械人形が 完成したのでした。
Fireflyにデザインしてもらった猫型ロボット
生成方法としてはFireflyに「猫」「ロボット」「三頭身」などのワードを入れて自分の好みのキャラクターに仕上がるまでワードを足したり、引いたり、言葉を変えたりして作っていきました。
この作業が思っていたよりえらい時間がかかりました!
個展開催日の8ヶ月前という早い段階でこの作業に取り掛かっていて本当に良かった!
出来上がったデザインを元にして鉛筆で下絵を描きます。
描きながら自分でアレンジも少々加えますが、極力、AIがデザインした通りに模写しました。
下絵が左半分しか描いていないのはコピーペースト反転で仕上げるため。
これぐらいは許して下さい(笑)。
配線がいくつも織りなす細かいメカニックなデザインを生成AIが作り出した時は「よっしゃ!この通りに描き切ってやるぜ!」と逆に燃えました。
デザイン画を模写して完成した作品
「ネコノイド」
私のタッチになりました。
Fireflyが生成したデザイン画が一発で自分が気に入るようなものが出来るかというと、意外と少なかったりします。
そんな時は色々と出来上がった画像を組み合わせたりしました。
Fireflyが作った洗濯機型ロボットA
Fireflyが作った洗濯機型ロボットB
AとBをPhotoshopで組み合わせて
自分好みのデザインにしました。
組み合わせたデザイン画を模写した下絵。
私のタッチで生まれ変わった「センタクキノイド」
このように生成AIを利用しての作品制作はとても楽しいものになりました。
仕事でイラストレーションを描く際は以前はネットで資料を探し出すのに時間をかけていましたが、今は生成AIを利用して「資料を作る」ことが出来ます。
今後AIはびっくりするぐらいのスピードで進化していくと予想されますが、その時、自分はこれをどう利用してやろうか、という好奇心の方が大きく、不安よりワクワクの方が上回ってしまっています。
私の個展の様子を短い動画にしました。
お楽しみ下さい。









