ボックスアートの巨匠!「髙荷義之 原画展」でボコボコに打ちのめされる。 | 恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル

恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル

イラストレーターのハマダミノルです。
アート、音楽、映画、プラモデル、そして冷凍食品を愛しています。

2023年5月5日12時59分

 

自宅から1時間30分ほどかけて遥々、青砥駅までやって来ました。

生まれも育ちも都内在住の私ですが初めて降り立つ駅です。

結果的に、この土地に来て本当に良かった!

 

駅から徒歩6分ほどにある施設「かつしかシンフォニーヒルズ」。

普段はクラシックのコンサートなどを催しているようです。

 

今日の目的はこの施設内で開催されている「髙荷義之 原画展」を観に来たのでした。

 

子どもの頃にガツっと心を鷲掴みにされてしまった私と同世代の大きな子どもたちは多いことでしょう。

 

メカニック・イラストレーター髙荷義之先生の生原画が見れる機会は滅多にありません。

 

私は特にプラモデルのボックスアートに興奮した思い出があります。

 

 

戦艦大和とνガンダムの暖簾だけは撮影OKでした。

 

御年87歳 現役バリバリのメカニックイラストレーターです。

 

アクリル絵の具で緻密に描かれた原画を生で見てしまって、もう、ため息の連続でした。

 

戦車、戦闘機、戦艦、アニメロボなどの迫力ある絵が主役になっていますが、何よりも魅了されるのは馬などの動物たちの躍動感や背景に何気に描かれたものたちの生活感が伝わってくることなのです。

 

どの作品もバックストーリーをしっかりと踏まえた上での1作品になっているのです。

 

今まで印刷物でしか見たことがなかったので、大きく描かれた原画を見て初めて気づくのでした。

私も絵描きの端くれなので勉強させてもらいました!

 

そして恥ずかしながら初めて知ったのですが、映画「風の谷のナウシカ」のポスターも髙荷先生の仕事だったのですね。

 

ガッツリ見過ぎてヘトヘトになりました。

青砥駅に戻って昼食です。

 

この日の戦利品です。

 

上段左が原画展公式プログラム、右が原画展チラシ(無料)。

 

中段が元戦車乗りや戦闘機乗りの人たちに髙荷義之先生自らがインタビューを行った小冊子の復刻版。

 

一番下が物販を三千円以上買い物をすると貰えるポストカード(ラッキー!)。

 

これは最近制作したプラモデル。

ボックスアートは髙荷義之先生の仕事です。

 

この興奮はしばらく続きそうです。

自分の心に喝を入れられました。