1960年製作 中川信夫監督作品「地獄」
主人公は一応善人なんだろうけど優柔不断なフワフワした行動が全て悪い方へ向かって行く。
かなりの怪作。悪いことすると地獄に落ちるぞ!と子どもに見せたりするとトラウマになるでしょう。
主人公の清水四郎(天知茂)は佛教大学の学生で学友である田村(沼田曜一)に付きまとわれる。
とにかくこの田村が死神のごとくあらゆる災いを清水にもたらす。
この沼田曜一さんが演ずる田村というキャラクターがとにかくネチネチしていて気持ち悪い。
沼田曜一さんの怪演で主人公を食っていますね。
天知茂さんが演ずる清水四郎も優柔不断なおどおどした性格で見ていてイライラする。
態度ではっきり示さないからそんな目を見るんだ!と説教しながら鑑賞したり。
1960年という時代性もあってか地獄世界が陰鬱で混沌としてて誰もが思い描く最悪世界に描かれています。
この映画を多くの人が見たら犯罪が減るかも。
