今日はルクソールからアスワンまで電車で移動して、そこから車でアブシンベル神殿まで行くツアーを日本からお願いしているようです

 

朝3時のルクソール駅

ちなみに電車は去年まで基本はエジプト人用の物で外国人の利用はあまり好まれていなかったよう(列車会社が。国民は関係ない)なので空いてるのにチケットを売ってくれないなど有ったようですが、外国人料金(かなり割高)が導入されてから問題なく買える様です。しかし買うのに外国人のパスポートがいるのかな?前日にホテルまでツアー会社の人間が来て娘とチケットを買いに行ってました。

 

アスワンまでは3時間少々の移動

 

売店に10歳ぐらいの男の子が働いてました(夜勤やで)

コイツがずーっと何か買わないかと言うてくるんだけど、欲しい物など無いんだよね

コインで音を鳴らしたりと鬱陶しかったですが、働いてるんだからなぁこの子は。

 

線路はゴミ箱ではない

ピラミッドでもチケットを確認するオッサンが自分の食べた物の残りを後ろに投げ捨ててたけど

ごみをちゃんと捨てろって思う

 

電車は3時15分発なんですけど10分遅れぐらいで到着

電車も軍で使用する事を想定しているらしくあまり写真を撮らない方が良いと娘に言われたので外観は撮らなかった(娘もエジプトに住んでいる同級生に聞いたようですので定かではない)

 

昔の新幹線みたいな感じ

 

俺が乗る前からこのゴミ

 

シートです(結構くたびれてました)

 

 

窓が壊れててガタガタ開くんだよね

 

床もゴミがたくさん落ちてたんですけど娘はネズミを見たと言ってました!

 

最初、窃盗に気をつけてたんですけどみんな寝てるし俺も寝てたよ

適当に券を調べる人が巡回するので、無賃乗車の人間は逃げてたw

 

結構快適な電車でした

 

アスワン駅到着

アスワンって競走馬の種牡馬の名前じゃないか?ダビスタ世代なので記憶に有るんだが

 

 

朝6時過ぎのアスワン駅前

ココは中央アフリカとの玄関口になるのでかなり雑多な感じです

 

 

車もこのレベルの物やプジョーの405などが現役でバンバン走ってた

 

駅は近代的

 

ココに大型のハイエースが迎えに来た

他の客はいなくてドライバー2人、俺ら3人でアブシンベル神殿に向かう様です

 

駅からどれぐらいでアブシンベルまで行くか知らなかったんですがここから3時間ほどかかるって(メッチャ遠い)

 

街を抜けると砂漠

 

永遠に砂漠なんですけど川の近くではコーンを超大規模で栽培してた(アメリカみたいな感じ)軍の施設も有ったよ

 

こんなのも遺跡なんかと疑ってしまう

 

トイレ休憩に停車

 

飲み物を買おうと並んでいて順番が来たので選んでたら、後ろのフランス人のおばちゃんがアラビア語でコッチを抜かして注文しようとしてきたらしいんですよ(言葉が分からない)

それを娘が「私たちが先だから」ってアラビア語で咎めたらフランス人のおばちゃん激おこ。

東洋人はアラビア語など分からないと思ったんでしょうね(しかも見た目子供)ズルをしようとしたのを子供に止められたのが恥ずかしくて八つ当たり。フランス語と英語で席まで文句を言いに来てたようですが、私はどちらも分からないので薄ら笑いで受け答えw(娘も薄ら笑いで返す親子)

まぁどこでもこんな奴はおるわな

 

犬を飼育してた(ムスリムの人は愛玩で犬をあまり飼わないんだって)

 

先を進もう

ほんと真っすぐの道をずーっと走ってるんだけど、ある程度の所で道路に段差があるんですよ(ドバイには無かったか)

そこでは一旦停止しなければならないぐらい速度を落とさないと車がどっか行くレベルの段差なので皆、ここで速度を完全に落とす

街中には逃走防止用かなぁ、すごく沢山の段がある場所が有りました

 

アブシンベル神殿に到着

3000円ぐらい

 

ココでは英語のガイドが付くのですが細かい所は分からないです

 

この人造湖?を作る為に上に20メートルかな移築したのが今の物

 

ココを見つけたイタリア人かな?めっちゃ財宝が有ると思ってたら何も無くて落胆したとか

 

アブシンベル神殿(ラムセス2世ばっかりの場所)

 

よくこんなの移築したよな

 

 

 

ラムセス2世(4体とも)

 

これは息子だったかな

 

これもラムセス2世(全部のはず)

 

これもラムセス2世

 

アフリカ人(ヌビア人)をボコボコにするエジプト人

 

 

神様に貢物を渡してるシーン(この頃から賄賂が横行)

 

コレに太陽が昇る時、陽の光が当たるらしいけど移設する時に旧暦なのかな?日にちを間違えた角度で日本人の研究者が設置させたとかガイドが言うてたそうな。その関係で元の位置の時と少し陽の当たり方が変わったようです(ごめんね)

 

ライオンも使って戦ってたようだけど、象は描かれてないんだよな

 

コッチはラムセス2世の奥様、ネフェルタリ神殿

 

 

ネフェルタリでしょうね

 

コッチもボコボコにしてます

 

 

ホンマボコボコ

ココはスダーンとの国境近くで、中央アフリカ方面に向けてエジプトの国力を誇示する為にこの神殿を建てた理由も有るそうです

 

 
 
正面の顔って珍しいと思いました
 
2時間も滞在したでしょうか、帰路に。
車でアスワンに戻ります
 
帰りは休みなしだったので3時間切ってたわ
ドライバーのうち一人が途中で降りたので、チップは一人分だけ払いました(儲かった)
 
ランチボックス付きって書いてたそうですけどレストランに案内された
 
スポーツクラブ内のレストランみたいで金持ちばかり
 
パンはいつもの
 
サラダとゴマのペーストかな
こういうのをパンに付けて良く食べる様です(マメのペーストとか)
それとこのトマトと角切りときゅうり、イタリアンパセリをレモン汁で和えたようなサラダはヨルダンでもよく出てきました
 
スープ
 
肉と魚が有ったので肉にしたら
 
肉だった
 
デザートはバナナ
バナナは道でもよく売ってましたよ(このバナナ美味しかった)
周りで親がこのクラブ会員の子供がいたのですが、金持ちの子供は屈託なくてなぁ
駅におった夜勤の子供と比べると凄い格差だと思う
 
食べ終わって、帰りの電車まで2時間ほどあるのでアスワン駅のスークで散策をしました
 
駅前は綺麗
 
カイロと違って呼び込みや声掛けは少なかったけど中央アフリカが近くなるのでエジプト人も居ますが黒人の人もかなり多かった。
 
お茶を飲むことに
 
 
珈琲と紅茶
この珈琲、ドバイで飲んだアラビック珈琲と違い普通の濃い珈琲で美味しかったです
 
そういえば露店の店だし安いと思って値段を聞かずに座って注文したんですよね
 
他の客の支払いを見てたら1杯100円(20ポンド)ぐらい支払ってました
お会計をお願いって上の黒人の子に言うとモジモジしとるんよ。そしたらエジプト人の店主であろう人間がコッチに来たのでその人においくらって聞きなおすと全部で1500円と(250ポンド)。
えぇ、ボッタくってきてます、しかも通常の5倍ぐらいの値段(シャアでも3倍だぞ)
娘がアラビア語で「相場を知ってるのでこの値段は高すぎる」って言うと、アラビア語で話してきたのに少し驚いて「じゃあいくらだよ」って言うてくるんだよね。3杯で250円(50ポンド)って言うとそれで良いってw
あっさり引き下がるよなぁと思いながら長居無用と、逃げるように退店。
 
5倍のボッタくりには驚きました
 
電車が到着
この電車、カイロまで行く寝台列車だったんですよ(ゆっくりできるだろうと言う配慮らしいが到着が30分ぐらい特急より遅い)
 
中は懐かしい電車の座席で旅をしてる感が凄くなった(昭和世代)
 
 
隣の部屋と中扉で通じるんですよ(鍵はかかるよ)
 
洗面も付いてましたよ(ココは外国人だけしか入れないようだ)
 
テーブルは横に置いてるのを自分で作る
 
夕飯(ネットで調べるとコレは実際には朝食ですね、車掌が私たちのチケットを見てライトミールって言うてたんで交換されたようだ)
パンとクロワッサンとカップケーキ(全て小麦)クリームチーズ・ジャムなど
 
 
クリームチーズ・ジャムなど
 
味は昭和の給食です。不味くもないけど美味くも無くて栄養を得るために食中毒の無いコスパの良い食べ物
 
この寝台列車が良い休憩になりまして(個室だし、横になって移動できたし)良い時間を過ごせました
 
ルクソールの駅に着くとツアーなのでホテルまでの送迎が来てた
送迎してくれる人に夕飯がまだなのでホテルで食べたいから持ち帰りできる店に連れてって言うとマクドナルドを勧められる
 
 
メニュー
日本と似てますけど日本より高い
 
一番高いのは1個1000円。安くて600円ぐらい
飲み物は150円とか日本と同じ
 
デカい
 
ポテトはフレンチフライじゃない
 
値段は高いですけどボリュームが日本と全然違うのでお腹いっぱいにはなる。
味も日本と遜色なく、ソースもあまり変わらなかった
ドバイの方がもう少し違う感じがしたわ
 
 
酒はこれ。美味しかった(所謂ストロング)
 
そういえば連泊なので枕チップを置いてたんですよ(シーツの交換などをしてくれる人へのチップ)
 
そうしたらタオルで
 
 
 
こんな事をしてくれてた(一泊3人で6000円のホテルで枕チップ100円だぞ)
このホテルは従業員含めて気持ちの良い人ばかりでエジプトの良心だと思う
 
明日はカイロ
 
 
同じような場所ばかりでアクセスが増えない
書いてる方はかなり大変なのに