王妃の谷の見学を終えて、今度は王家の谷に向かう
流石に運転手も今度は間違えずに到着
ゴツゴツした場所だ
入場料
中に入るのに3000円
ツタンカーメンは2500円・セティ1世は9000円で他の安いやつは入らなかった
無料のようで
往復で100円
白人はこういうのも払わない(白人の場合、金持ちはもっと違うツアーで来るので、見かける白人はセコイ人が多い印象)
ちなみに電気自動車も人が少ない場合「前に乗れよ!」って運転手が声を掛けてきます
そして前に乗るとアホほどフレンドリーに話しかけてくるんですけど降りる時に必ずチップ寄こせと言ってきます。ぶっちしても良いのですが嫌な気持ちにさせられるので、払いたく無ければ前の席は拒否してください(私は帰りに前に乗って20ポンドを上げた)
歩けば5分ぐらいでしょうかね
王家の谷の入り口に着きます
まず向かうのは
やっぱツタンカーメンの墓でしょ!
エジプトまで来たのにコレを見ないとダメだ(黄金のマスクと)
結構ドキドキしました
だって散々日本で見た模倣品の本物が有るんですよ(墓だけだけど)
おおぉ!コレがツタン君の墓か!
ネフェルタリさんと比べたらこじんまりしとるけど、壁画はかなり綺麗だ
このヒヒは朝が来るのを待つとかなんとか
まぁ復活の縁起もんですわ!
左から2番目がツタン君かね
石棺もこのレベルであの財宝なら、ラムセス2世とかどんなんだったんだろうね
壁の途中で書くのを止めてて、昔も今も手を抜く所は抜くんだ
ココにはツタン君のミイラが安置されてて左のおっさんはツタン君のミイラをスマホで照らす係なんだろうか
全体はこんな感じでこじんまりしたお墓です
しかし壁画に関しては盗掘をほとんどされていないのもあって綺麗な色でした
このレベルであんな財宝が埋葬されたって、ホント凄い文明だったんですねエジプトって
次は2番目に値段の高いセティ1世の墓に
この辺から墓慣れしてきてるんであまり感動しなくなっている
3000年以上前の人が形ででも文字を作るって凄いよねぇ
最終的にコレが解読できたってのは、この時点でちゃんと人に伝わる形が出来てたって事で。これを作ったのは誰なんだと思う
途中にかなり深い落とし穴の様な穴が有りました(深さ5メートルは合った)
ホルス神よチョットついてこいやって感じ(私ホルス神が好きです)
かなり大きなお墓で見どころがたくさんあるよ
線彫りで終わらしてるのはココでしか見た事が無いけど
こんな綺麗な大きな場所なのに何で線彫りで終わらすんだ
更に奥へ
やるんかオラ!じゃない
蛇好きですよね、古代エジプト人
コレは彫ってるんじゃなくて浮かしてるんよ
こういう彫刻の技術が凄い
天井もちゃんとしてる
牛は働き者で乳も出す
宇宙を示してるのかね
フンコロガシも好きです
冥界の神は顔色が少し悪い
壁画の壮大さはネフェルタリとは全然違うから
ここも見た方が良いと思います
この蛇はアナコンダだと思う
次はラムセス3世の墓(そろそろ墓が鬱陶しいだろ、俺も同じ)
どんだけ財力が有ったんでしょうね
横穴はこんなに適当
王家の谷は年寄りでも歩けます
まぁココだけ見ても凄いんだけど
3000年前のかき氷
これは3000年前の実演販売
外に出ました
喉が渇いたので売店に
王家の谷の中心部なんですけど何個かの売店の集合体みたいで
ココの缶ジュースは1本700円!(だいたい100~150円)そもそも値段すら書いていないのもエジプト
コッチだと350円ぐらいだった
それでも高いけどストローを貰って家族で飲みました
10時過ぎになるとかなりの混雑になってた
まだもう少し見学します
ラムセス9世の墓(帰ってきて調べて誰の墓か分かる)
何のために凹ませてるんだろうか?蠟燭台かな
オラオラ系の神様
アホのサイン
ココは王様の墓だったので天井も凄いね
凄いセンスだと思いません?
しかもこれにちゃんと意味が有るんだよな、3000年以上前の日本ってドングリ美味いのレベルでしょ
絵柄が昔と変わってきてるのも面白かった
最初に行ったハトシェプスト葬祭殿に戻ろう
戻って欲しいと娘が運転手に伝えるとウダウダ言いだす
11時前ぐらいになってたので、そろそろルクソールに戻りたいのかさっき行っただろうとグズる(子供か)
それでも行ってとアラビア語で言うと、最初に交渉した人間に電話をして話せと言いだす
娘がコイツが最初から間違えたのでチケットだけ買って戻ってきたので中は見ていない
このまま戻れと言うのならチケット代を料金から引くからなと言ったら運転手に電話を替わってくれと。
運転手はキツメな声でアレコレ言われたようで素直にハトシェプス葬祭殿に行きだしたわ(さっさと行けや)
なんかすごい
この目は最近書いたんでしょうね(違うなら目力異常)
ココでは1997年に痛ましい事件も有ったので入り口に軍の車も止まってました(機関砲装備の装甲車)
あまり中の方には入れず、石像も壊されてたりと見どころ少なく感じました
併設している多分アサジフ墓のチケットも買ったので行きました(適当に買ってしまった)
あまり人気が無いらしく警備というか券を調べる人が歩いてくる俺らを見つけて「チケットあるかぁ」って聞いてきて「あるよぉ」って答えたら走ってやってきました
私達しか居ませんので付きっ切りで案内をしてくれた(そうです特別が待ってます)
髪の質感とか凄く細かい彫刻でほんと知的水準の高さを感じる
ここ人気が無いけど俺はかなり好きな場所だった
コッチは浮かしたレリーフ
コッチは彫ったの
雨水を貯めた井戸の様な物らしいわ(こんなもの見せられても何とも思わない)
特別にコッチにも来いと(扉が閉まってたので本来は立ち入り禁止だろうな)
奥に行くとこの穴は抜け穴だと教えてくれた
今も出口まで繋がっていて反対側の扉の前に出てくるって言うんだよ
本当に反対側の出口と繋がっていました
チップを200ポンド渡すと喜んでた。(喜ばれると俺も払い甲斐が有るんだよ)
最後に中々の体験が出来て楽しかったです
王家の谷周辺の観光はコレで終わってルクソールに帰る事に
運転手にルクソールでお昼を食べたいので何処かお勧めのお店はないかと娘が聞いたら、どこかに電話を掛けて話し終わると
「良いお店が有るので案内する」って
着いたお店は
ここ
このお店は自分のお勧めじゃなくて、多分最初に仕切ってた人に電話を掛けてココに行けって指示だと思います。理由は場所を知らなかったので又道を聞きまくってたから(グーグルマップを使えよ)
ちなみにココは有名な旅行系ユーチューバーも連れてこられてたので、ルクソールの昼飯観光客ホイホイなんでしょうね
外のメニューは金額含めてアラビア語なので普通の観光客は読めない
店内
最初3人で座っていたら俺の隣に運転手が座る
えっ?相席なの?って思ったけど、他のテーブルも同じように観光客と案内人が同じテーブルで座ってた
渡された英語メニュー。値段部分に紙が貼ってるのがエジプト(ボッタくってるんだろうな)
観光客価格でしょうけどそれでもメチャクチャ高くないので鳩の丸焼きと牛肉のグリルをお願いしました
俺らが注文した後、少し経って運転手は店員とアラビア語で注文をしてたようだけど、この時は日本でも有るじゃないですか観光地で運転手さん用の定食を出すようなの。そういうのをお願いしてると思ってたら普通に鳩を頼んでやがった。しかもこっちの奢り(出しても良いけどね。値段は1500円ちょっと)
ちなみに店内はエコというか電気を付けてないんですよ
こんな感じで自然光
トイレに行ったら
蝋燭って・・・
この日だけじゃなくて普段でも蝋燭みたいでした(燭台が置いてあった)
最初エジプトというか中東で良く食べるパンが登場
これはヨルダンでも出てきました
柚子の様なレモン
豆のスープ
全員の料理が揃う(俺たち3人で2個を分ける算段で左が運転手の鳩)
コレどうするんだろうと思ったら、運転手がご飯に掛けたので皆それに倣う
フレンチフライはちゃんとした店だと殆ど付け合わせに付いてた
肉と野菜
鳩の丸焼き
丸焼きなんだけど、お腹の中にも米粒が入ってて参鶏湯の焼いた番みたいなの
味は淡泊で鴨の様な血の味や荒々しさも無くて食べやすかったです
俺らはこんな感じで骨を避けて食べてたけど
エジプト人の運転手は骨もバリバリ食ってました(手で持ってバリバリと)
真似たけど骨、硬いよ
トマトときゅうりのサラダや、豆のペーストなども合って美味しいお店だった
ココで運転手がやっと打ち解けてきた感じで娘と話だした(アラビア語しか話せないようだ)
年齢は娘と同じで、婚約してるとか言うし、食べ終わって皆で写真まで撮るレベル
そんなに鳩が美味しかったんでしょうかね(まぁ美味しかったけど)
カルナック神殿編に続く・・・
この回は写真が多いですけど、今後はこんなに多くないと思う