そのうち私も 年を重ね・・ そんな事をとうに 忘れた頃
この 風立ちぬ が公開されました。
映画を見て ふたたび興味を持ち始めました
そして 感じたことは・・
堀越二郎はゼロ戦が嫌いではないか・・・でした。
いや 嫌いどころか 口にするのも 嫌なのではないか
何故か・・・・ 私が思うに・・・
ようするに このゼロ戦という飛行機が優秀すぎたんですよ
当時の日本海軍の最高司令官は 山本五十六です。
彼は航空戦の専門家でした。
このゼロ戦という戦闘機が 世界中の戦闘機のなかでも
スバ抜けて優秀である事が 解かっていたはずです。
特に 当時、仮想敵のアメリカに ゼロ戦より優秀な戦闘機はありません。
仮に・・・
仮にですよ・・・
もしゼロ戦が この世に存在しなかったら・・
山本五十六は パールハーバーの奇襲作戦を 考えたでしょうか
ゼロ戦 無しには実行不可能だったはずです。
もし日本の飛行機がアメリカより 遥かに劣っていたら・・・
アメリカの 最後通牒ともいえる ハルノートを まともにうけて
日米開戦は無かったかもしれない。
外務省が時間を稼いで その隙に情報を集めていれば・・
アメリカが本当に戦争をしたいのが ナチスドイツであり、
ドイツと戦争する大義名分を欲しいが ために
ために同じ枢軸国の日本を挑発してるにすぎない・・という事も
解かったはず
そこまで 解かれば・・・
ドイツとの同盟を破棄してしまえば
日本は無事だった。
少し 話がずれてるけど
堀越二郎の作り上げた最高傑作ゼロ戦は 日本の方向を大きく
変えてしまった ともいえます。
彼の気持ちを考えると 複雑なものがあります。
彼は飛行機が好きだった。
懸命に人生をかけて
世界最高の飛行機を作った・・
が それは国を滅ぼすきっかけを作ってしまった。
宮崎駿も解かっていたのでしょう
映画のなかでもでも 最後のシーンで カプローニと二郎に
こう言わせています。
カプローニ「君の十年はどうだったかね 力をつくしたかね」
二郎「はい 終わりはズタズタでしたが」
カプローニ「国を滅ぼしたんだからな」
悲しい事ですね。