自国の顧客をだましていたサムスンとLG | あくまでも私的な韓国

あくまでも私的な韓国

2008年、韓国生活とブログが、ほぼ同時にスタートしました。2021年の肺癌手術を経て、終活を念頭に置きつつ、日々を生きたいと思っております。

朝鮮日報の社説のタイトルだが

サムソンとLGは両社は談合して販売価格を吊り上げたことで

公取委に追徴金を命じられた。



昨年、LGのドラム式洗濯機とサムソンのノートパソコンを買った経験から

実感として思い当たるところがある。



ソウル市内にはサムソンやLG製品の大きな専門店が目立ち

総合家電専門量販店でも他社製品を見つけることは難しい。

Eマートやロッテマートなど大型マートの品揃えは

多少バラエティに富んでいるようだ。



夫は買い物で妥協を許さない人なので

事前にカタログを貰ったりネットで価格を調べる。

サムソンとLG専門店は値引きをしないので

はなから除外で

たまーに出る目玉商品にでも出くわさない限り

立ち寄ったとしても価格を確認するだけだ。

そして、本命のマートや総合家電量販店で

価格を比較し、更に値引き交渉をしてから購入する。



昨年買った洗濯機の場合、何軒か回った末に

一番多くの割引額を提示した家電量販店で購入を決め

ノートパソコンは価格に加えてラーメンやお買い物券など

付加価値の多かったマートで購入を決めた。

洗濯機に関しては概ね満足しているがノートパソコンは更に曲者だ。



夫が言うには韓国のパソコンは

6ヶ月でモデルチェンジをしているというのだが

この6ヶ月という数字が

無料オンライン教育の期間と同じだと最近気づいた。

うちはサムソンのPCを買ったが

おそらくライバルのLGも同様だろう。



サムソン製品の場合、製品のシリアルナンバーを登録すると

EBSなどの講義を6ヶ月間無料で聴講することができる。


面白いのはPC関連商品

例えばプリンターなどのシリアルナンバーでも

受講期間を6ヶ月延長できるところだ。



私は無料という言葉を信じない。

世の中に無料のものなど存在するはずがないではないか。

この素晴らしいオンライン教育が無料だなんて有り得ない。

当然商品価格に上乗せされているに違いない。



私たちのように無料サービス?を活用すれば

価格に見合う利用に近いと思うが

利用していない人達は無駄に払っているも同然だ。



消費者が絶対必要とは言えないものを

勝手に付加価値として加え

価格に上乗せしているのを摘発するのは

一体誰の仕事になるのだろう。








人気ブログランキングへ