手嶌葵 in 福岡市科学館に行ってきた。【2019】 | 裏方ブログ

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福岡県在住。
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 2019年2月2日(土)福岡市科学館(福岡市中央区)にて開催された「STARRY NIGHT JAM vol.25 手嶌葵スペシャルライブ」に参加してきました。このイベントは、もともと2018年10月6日(土)に予定されていましたが、台風の接近により延期し、この日に振替公演となったものです。

 

 

 福岡市科学館は2017年10月にリニューアルされた施設。西鉄・薬院から地下鉄で5分、六本松のすぐ近くに位置します。
 「STARRY NIGHT JAM」は、リニューアル以降、科学館のドームシアターで定期的に開催されている催し。最新プラネタリウム設備と、音楽演奏などをコラボさせるという、ちょっと変わった企画です。

 ちなみに記念すべき第一回目は手嶌葵で、今回が二回目となります。

 

 

 建物の1階と2階は蔦屋書店など商用施設が入っており、3階以上が科学館となっています。科学館へ直通となるエスカレーターが建物の手前から伸びています。

 

 

 科学館ですから、幼い子供たちの利用が中心になるのですが、エスカレーターのデザインも遊び心満載です。なんだか秘密基地的な感じ。

 手嶌葵さん自身、幼い時にお兄さんと子供会の行事で科学館に来た事があるとラジオで言われてました。

 

 

 ドームシアターは6階。ロビーには多くの人が集まってきました。チケットは紙ではなく、スマホでQRコードを表示させて入場。

 

 

 中は思った以上に広いです。前方には小さなステージ、客席は足元がとても広く、リクライニングでベッド並みにゆったりと横になり、天井を見上げることが出来ます。そもそも星空を見上げるのが目的のシートなのですから。

 

 

ステージには低い位置に屋根が設けられています。演奏と同時にプラネタリウムの星空も照射されるため、ステージ照明が天球スクリーンに干渉しないようになってます。

 

 

 今回のサポートメンバーはピアノ・真藤敬利。ツアーでも一緒に回っているお馴染みのメンバーです。


 この日のセットリストは以下の通り。

1.「虹」アルバム「虹の歌集」より
 映画「西の魔女が死んだ」の主題歌。少し喉の調子がよくないようですが、しっかり集中して歌い上げました。


2.「空へ」アルバム「虹の歌集」より

 ライブではなかなか聴くことがないナンバー。お得にやり


3.「Blue Moon」アルバム「Cheek to Cheek」より

 歌をバックに、天球スクリーンには美しい満月が浮かびました。

 

 ここで一旦、MC。ブルームーンや星座に関する解説が入りました。

 ブルームーンには二つの意味があって、ひとつは本当に青く見える月のこと、もうひとつはひと月のうちに満月が二回起こること、だそうです。

 過去、月が青く見えた時期が記録に残っており、1883年には火山噴火の影響で、2年ほど月が青く見える時期があったそうです。ほかにも隕石が落下した後などに青く見えることもあるのだとか。

 MCのあと、休憩が入りました。

 


4.「Beauty and the Beast」アルバム「The Rose」より

 


5.「海を見つめる日」アルバム「青い図書室」より

 夕暮れの港の映像をバックに。作曲・兼松衆と作詞・手嶌葵の美しいナンバーです。

 
6.「流星」アルバム「Collection Blue」より

 吉田拓郎のカバーナンバー。生で聴くのは初めてでした。アルバム収録の音源は曲調にはやや優しすぎる感があったのですが、この日の歌は凛々しさと力強さがあって、アルバムよりも数段聴きごたえのある歌でした。

 プラネタリウムは、満天の星空のもと、時折流れ星が流れるすてきな演出でした。


7.「東京」EP盤「東京」より


8.「I Wanna Be Love By You」アルバム「Miss Aoi - Bonjour Paris!」より

 喉の調子が悪いこともあるのか、今回はピアノとの掛け合いはナシでした。


9.「一番星」(アルバム未収録)

 先月まで佐賀県で開催されていた「肥前さが幕末維新博覧会」のイメージソング。シングルが博覧会会場で限定販売されていたようです。


10.「瑠璃色の地球」アルバム「Aoi works」より

 松田聖子のカバーナンバー。

 まるで宇宙船から眺めるような景色。宇宙空間に大きな地球が浮かび上がり、少しずつ近づいてきます。本当に存在するかのような幻想的な雰囲気満載でした。

 


 当然、イベント中は写真撮影禁止ですが、福岡市科学館公式ツイッターに画像がアップされてました。

 写真を見ても「合成?」みたいな雰囲気ですが、本当にこんな感じ。とても幻想的な空間でした。

 

 

 

 今回のイベントは、贅沢の一言に尽きます。生歌を聴きながら満天の星空を眺めたり、満月や地球を眺めたり。途中、何度も「もしかしたら夢の中にいるのでは?」と疑ってしまうほどの心地よさと没入感でした。

 

 

 2017年9月にあった柳川藩主立花邸御花 大広間修復完成イベントもかなり特殊でしたが、このイベントもとても有意義で、参加した甲斐がありました。年に一回のイベントになってくれたら嬉しいですね。

 

 

 また近々、ライブに参加出来たら、ご報告します。