HIFU治療について(治験情報も含む) | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年、共存8年半

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年、共存8年半

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、QOLを保ち次のステップです。

沢山の皆さんにフォロー頂き有り難うございます。

また、いつもイイネ、コメント有り難うございます。

 

すい臓がんカフェに何度もお越し頂いてる方から

メールを頂き、その内容が参考になりそうなので

共有させて頂きます。

掲載に当たってはご本人の了解を頂いてます。

 

患者さんは60代前半の男性で、

2022年8月に発見され当初手術も可能かと思われて

いましたが、詳細に調べた結果肝転移が見つかり

ステージⅣとなりました。

肝転移発見当時、CA19-9は1万に急上昇、

アブゲムを何度か行い100くらいまで減少したそうです。

コンバージョン手術を目指しておられますが、

別の選択肢としてHIFUを考え、

 

東京医科大学でセカンドオピニオンを受診しました。
 とても丁寧で温かい素敵な先生で1時間じっくり

お話をしてくださいました。

 

 結論から言いますと、父は現時点では十二指腸に

原発巣が近く、出来なくもないが全面当てるのが

難しい&消化管穿孔を起こすリスクが高くHIFU不可

とのことでした。


 しかし前向きに二次治療のオニバイドに進み、

1ミリでも間が空けば照射できるとのことでした。
(1センチではなく1ミリなのがすごいですね、、、)

 二次治療は先生もオニバイドを勧めてくれて、

オニバイドも縮小は十分狙える薬剤だとお聞きしました。
 これで迷いなくしっかりオニバイドをやれます。

 

後略

 

とのメールを頂きました。

 

そして、東京医科大学から主治医にお手紙を送付し、

それを読んで主治医は「またいつでも紹介状を書きますよ」

と優しく患者さんに話されたそうです。

 

遠方で治療を続けられている患者さん及び

そしてこちらに住んでいるご家族から、

「患者会には本当にお世話になっているので

その一助になれるのであればぜひ情報共有してほしい」

 

とのことで書いています。

 

現在、東京医科大学病院ではHIFUの治験を

募集しています。

 

 

HIFUとは何ぞや

高密度焦点式超音波療法(High Intensity Focused Ultrasound)とは、
超音波の微細振動を利用し、組織相互の摩擦熱による加熱で部分的に
低温やけどによる組織損傷による壊死を目的とした外科的治療効果を
試みるものです。
超音波エネルギーを応用する試みは1950年代から研究されていたようです。

 

放射線、粒子線(重粒子線・陽子線)、

超音波、近赤外線(光免疫治療)、

中性子線などを利用し、

がん組織そのものをなくす治療も今後増えてくると思います。

 

再発膵臓がんや手術の出来ない膵臓がんには

標準治療はない

と私は考えます。

 

抗がん剤が無くなったら緩和しかない、と言う医者、

自身がその立場になったら諦めるのか?

病院によって出来る治療が違うのです。

 

情報を集めることが本当に重要であると共に

自分の体に向き合い、変化を見極めることが必要です。

 

 

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