初回手術より13年、がんとの共存7年半 | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、エンドレス抗がん剤。

2010年2月4日に、膵体尾部切除、膵嚢胞並びに脾臓摘出を受け13年が経過しました。

2015年7月に再再発し、がんと共存中ではありますが自分なりに勉強することと、

多くの医療者、家族の協力でここまで生きてこれました。

 

例年通り、この13年を纏めてみたので参考にしていただければ幸いです。

すい臓がんは「標準治療」だけでは立ち向かえないがんだと私は思っています。

 

すい臓がん患者で手術が出来ない患者、再発した患者、

他のがん種でも使える抗がん剤が少なくなった患者は、

「代替医療」あるいは「補助療法」「統合医療」が必要だと思います。

信じる信じないはその患者次第です、私は強要しません。

 

少なくとも、食生活や運動については自分で考えること、

免疫細胞すなわち、がんについてはリンパ球の数を注意することは必要です。

リンパ球のCD4~CD8(キラーT細胞)、B細胞、NK細胞、

免疫チェックポイント阻害剤が有名になり、樹状細胞ががん細胞を攻撃しなくなる

理論については広く世間に広まっていますが、

そして制御性T細胞(Tレグ)の数量も、がん抑制に影響あると思ってます。

 

この13年間の標準治療と代替医療についてまとめましたので参考にして下さい。

 

1.発見
   2009年11月  会社の健康診断で膵嚢胞と膵尾部に影
2.初回手術
   2010年2月4日
     A大学病院   膵体尾部並びに脾臓摘出、膵嚢胞切除  手術時間:7時間  
3.第1回抗がん剤治療
   2010年3月~2012年2月   約2年間  ジェムザール(隔週投与)
    副作用は若干の熱っぽさとしっくり数日間
4.第2回手術
  再発箇所が左横隔膜下 1カ所と言うことで根治を目的に実施
   2012年5月18日
    A大学病院   がん切除  手術時間:3時間
5.第2回抗がん剤治療
   2012年3月~2014年1月   約2年間  TS1
      酷い副作用(特に下痢や食欲不振)のため、だましだまし服用
    2014年1月  肝臓の数値悪化のため終了
6.丸山ワクチン
   2012年5月~2015年11月   約3.5年間
    2015年11月  すい臓がん再々発で中止
      理由:丸山ワクチンはがん細胞を囲んで増殖できなくするとも言われているので、
      これからの治療に悪影響を与えるのではと思い中止した。
7.第3回手術
   A大学病院では手術不可  B大学病院で診察し、根治を目的に実施
   2015年11月2日
   B大学病院   癒着が酷くがん一部のみ切除  手術時間:3時間
8.自己がん細胞による樹状細胞療法→不可
   B大学病院で採取した3cm×1cm程度の腫瘍からタンパク質を取り出そうとしたが、
   1回分のタンパクしか取り出せなかった。
   これは、採取されたものの中にがん細胞が少ないと考えられる。
   通常は12回分以上が取り出せるとのこと。
   これは私のがんの進行が遅い理由かも知れない。
9.ペプチド感作樹状細胞療法
   2016年2月~2017年3月 
   免疫組織化学判定で反応があった3種類(MUC1,Survivin,MAGE-3)の
   ペプチドを単球に組み込み Cクリニックで12回実施した。
   免疫反応は強く出ていた。
10.第3回抗がん剤治療
   2016年8月31日~ アブラキサン+ゲムシタビンを3勤1休で開始
   初回は9日間入院:副作用問題ないので2回目翌日に退院
   2019年1月23日  30クール3週目終了

  副作用:脱毛・倦怠感・筋肉の痛み 1クール3回目の血液検査で好中球減少のため生物禁止
  7クール目以降シビレの副作用が強いので、私が申し入れし主治医と相談して、
  1週目と3週目のみアブラキサン+ゲムシタビン、2週目はゲムシタビン単剤で実施
  10クールから17クールまでシビレのため3回目のアブラキサンを80%で実施
  18クールから1週目と3週目アブラキサン+ゲムシタビン80%、2週目無し
  22クールから1週目と3週目アブラキサン+ゲムシタビン60%、2週目無し

  36クールから1週目と3週目アブラキサン+ゲムシタビン50%、2週目無し

  46クールから1週目と3週目アブラキサン+ゲムシタビン65%、2週目無し

     2021年1月6日 54クール3週目、4年5ヶ月で終了

 11.アルファ・ベータT細胞療法

   Cクリニックで2017年4月から取りあえず4ヶ月程度に1回実施する方針で
   2017/4/24、9/4、2018/1/22に実施した。
   Cクリニックでは、詳細な血液検査や腫瘍へのペプチドの反応を見て治療するので、

   私は納得して治療している。
13.丸山ワクチン再開

  2019年1月から丸山ワクチンを再開しました。

14.ニボルマブ

  2021年2月9日から小容量ニボルマム投与を4回実施。

15.オニバイド

  2022年4月より 

   1回目~5回目 2週間間隔

        1回目の4/7 好中球300台まで減ったので5週間治療できず

   6回目~30回目  基本3週間間隔

   31回目(2023年1月)以降  4週間おきに実施中

薬剤の量は

オニバイド80%、

フルオロウラシル60% です。

 

この1月、CA19-9が急上昇、どうなることか?

 

 

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