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1月30日発行の
ライフライン21 がんの先進医療No.44
に「ips細胞を用いた卵巣がん」治験記事が掲載された。
7ページに及ぶ記事1ページ目。
この治験は
京都大学と国立がん研究センター「東病院」
で昨年9月に最初の患者に行われた。
治験対象は、腹膜播種を有する卵巣がん患者。
健常者の血液からつくったips細胞に、
がん細胞を認識し攻撃する能力を強化する遺伝子を導入し、
培養して大量に増やす。
その後NK細胞に変化させ、
患者の身体に投与するものである。
いわゆるCAR-T療法のNK細胞版と言える。
これまでのNK細胞療法では、大量に培養された
自然免疫のNK細胞は、がん以外の異物に対しても
攻撃を加えてしまう。
それに対して今回の方法では、遺伝子操作を行っているので、
目標とするがんのみを攻撃するはず。
ips細胞を使うとコストが下がるが、
遺伝子組み換えにはコストが掛かる。
まだ始まったばかりの治療法であるが、
良い結果が出るといいな。
肺がんに付いての特集が組まれている。
標準治療や先進医療についても載っている。
目次は、
標準治療はもとより、粒子線治療や
その他の先進医療についても分かり易く書かれている。
定価1234円(本体1,112円+税)で、
書店でもお求めになれると思いますがが、
定期購読や年間購読も出来ます。
蕗書房HP http://www.fuki-shobou.com で詳細をご覧下さい。
この雑誌には、何回も記事を掲載して頂いた。
闘病記は、No.37~41 まで5回掲載された。
一回に纏めた闘病記No.38は、
No.43では、「すい臓がんカフェ」について執筆した。
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