EBMからSBM「サイエンス(科学)に基づく医療」へ | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、エンドレス抗がん剤。

皆さんこんにちは、

抗がん剤の副作用から少し立ち直りましたので、ブログ書きます。

 

7月1日に書いた「標準がん治療」は、時代遅れ、について追加します。

https://ameblo.jp/hamaryo201404/entry-12387758432.html

 

 

「サンデー毎日」7月1日号トップ記事ですからです。

http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2018/07/01/post-2041.html

 

元京大医学部和田教授がサンデー毎日に6回か7回連載された記事の最終回です。

 

この中で、先生は「これまでの標準治療では4割の人間が放り出される」と言われてる。

 

そして、先生は

標準がん治療は「EBM」、すなわち「科学的証拠に基づく医療」から

「SBM」、「サイエンス(科学)に基づく医療」への転換が必要と述べられている。

 

和田先生は、

本来なら、標準がん治療で治癒や寛解を得られない患者さんがいたら、

この患者さんは治癒や寛解を得られないのに、別の患者さんはなぜ治癒や

寛解を得られたのかと考え、謙虚な姿勢でその理由を調べるべきなのです。

実は、基礎生物学に関する医学論文を渉猟すると、

別の患者さんが治癒や寛解を得られた理由を数多く発見することができます。

ところが、多くの医者たちはそれを確かめようとせず、

成果の上がっていないEBMをなおも患者さんに勧めようとします。

と述べています。

 

すい臓がんの抗がん剤は10~20%の患者にしか効果が無いと言われています。

そして、規定量を行った時の副作用はそれはきついものです。

アブラキサンとフォルフィリノックスは特にきついです。

補完代替医療で漢方や温熱療法を行う事も可能ですが、

一部医師はそれさえも認めないのです。

そして、腫瘍内科医の殺し文句が、代替医療で治った人に対し、

「何もしない人でも5万人から6万人に1人寛解する」とのたまう。

 

和田先生は、

「EBMからSBMへ」という大胆なパラダイムシフト(発想の転換)が不可欠。

日本語に訳せば「エビデンス(科学的証拠)に基づく医療」ではなく

サイエンス(科学)に基づく医療」。

に変わるべき、と述べられている。

 

私もこれからは、ゲノムとオーダーメイド治療が主流になると思います。

即ち、個々の患者に「サイエンスに基づく医療」を行う必要があると思います。

 

 

40%近くのがん患者が亡くなるのです

こんなに沢山の方が亡くなるのです。

 

「標準治療」が終了しても「ハイパーサーミア」「低用量抗がん剤治療」

「放射線」「動注」など保険で対応可能な治療法が色々有ります。

 

保険が効かない「免疫治療」や「高濃度ビタミン注射」、その他の

代替医療も有るのです。

確かに、いかがわしい医療機関も有るかもしれませんが、

患者自身が勉強して、自分の身体に起こっている事象を

冷静に判断することに寄って、道が開けるかも知れません。

 

皆さん、特に若い方はこの努力をして下さい。

 

時間を稼ぐことで、新しい治療法が見つかるかも知れません。

 

そして、医療者の皆さんへ

患者が最終的に選んだ治療法に寄り添って下さい。

「紹介状」と「データ」提供を行い、出来れば、

血液検査とCT撮影を行い経過観察して、

患者の選んだ医療機関の治療経緯をカルテに記載しデータを取って下さい。

 

これを行う事によって、代替医療や補完代替医医療と標準治療が合体し、

本当に患者のためになる医療が実現すると思います。

 

そうです、中村祐輔先生の「AIホスピタル」で集約し、

本当のオーダーメード治療を実現して欲しいのです。

 

和田先生の記事素晴らしいです。

http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2018/07/01/post-2041.html

 

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