免疫療法の治験:何故決まったペプチドを使うの? | ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

ハマリョウの膵臓がん初回手術から14年半、共存9年

2009年11月会社の定期検診で膵臓に影、
翌年2月に7時間に及ぶ手術を行い
2年後再発するも奇跡的再手術で
3年間無事に過ごすも、2015年7月に再々発、
11月に3度目の手術を別の病院で決行、
しかし取り切れず、エンドレス抗がん剤。

標準療法不応進行膵癌に対するS-1併用WT1ペプチドパルス樹状細胞(TLP0-001)の安全性・有効性を検討する医師主導治験
-日本初、膵臓癌に対する細胞療法の治験-

が和歌山県立医科大学から12月7日に発表されました。

12月12日に最初の投稿をしています。

http://ameblo.jp/hamaryo201404/entry-12228111924.html

 

今回使うペプチドは

WT1ペプチドパルス樹状細胞です。

 

私が行っている樹状細胞療法は、私のがん細胞に反応する

3種類のペプチドを成分採血した白血球の単球に取り込み

投与するのもです。

れに対し、今回の治験に利用するペプチドは決まったもので

テーラーメイドではないと思います。

その人のがん細胞に合った薬を使う方が効きそうなのですが、

同じペプチドを使うので、本当に旨くいくのかちょっと疑問が残ります。

 

私は下記の検査結果でT1に関しては反応がありませんでしたから、

もし治験に参加しても効果はないでしょう。

 

 

現在私は3種類のペプチドを白血球の単球に埋め込み体内に戻しています。

そのうちの1つがSurvivinと言うペプチドです。

このように私のがん細胞に反応しています。

私は、このペプチドを含む3種類のペプチドカクテルワクチンを使って

樹状細胞療法を実施中です。

 

免疫の治験は昨年も神奈川県立がんセンター等で行われましたが、

これは確か、”Srvivin2”だったと思います。

現在、切除不能進行膵臓がんのペプチドカクテルワクチン臨床試験

を募集中とあります。

http://kcch.kanagawa-pho.jp/outpatient/vaccine.html

 

免疫療法は副作用が殆ど無く、少数ではあるが効く人には効く

と言われています。

ただ、効く人の絶対数が少ないのと、抗がん剤でも同じですが、

どういう人に効くのかが特定できないのです。

 

臨床試験では、患者のがん細胞に反応があるペプチドを使用するのが

第一歩だと思います。

 

 

以下が和歌山県立医科大学の発表です。

http://www.wakayama-med.ac.jp/intro/press/201612/01.html

 

樹状細胞等の説明PDFです。

http://www.wakayama-med.ac.jp/intro/press/201612/161207.pdf

 

全国各地の医師会などを通じて、

3年以内に一次化学療法が効かないすい臓がん患者185人を募集したい。

来年(2017年)から5年間の治験を行い、有効性が示されれば

2022年には承認薬として申請したい、と述べています。

 

 

膵がん患者のブログが読めます。

色々参考になると思います。

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