6月26日(金)飯田橋のホテルグランドパレスで
開かれた「ゼリア製薬」の株主総会に参加した。
ゼリア製薬というと「ヘパリーゼ」がテレビのコマーシャルの
影響で有名であるが、私的には「丸山ワクチン」の供給会社と
いうことで株を購入した。
治験に関しては、
子宮頸がんを対象にZ-100第Ⅲ相のアジア共同治験昨年から行われている。
実は、これは2013年秋に日本国内の治験が終了し、結果が公表されたが、
「対照群と比べ生存率の向上はあったが、子宮頸がんの生存率が
高くなっているため、その差は誤差範囲に含まれてしまう」
との結果が出た。
そこで、ゼリア製薬ではアジアに治験の範囲を拡大してデータを取る、と
いうことで、2014年からアジアでの第Ⅲ相治験が続いている。
すい臓がんについては、Z-360第Ⅱ相のアジア共同治験が行われている。
Z-360とは「ガストリンCCK2受容体拮抗作用」を持つ錠剤である。
総会で私が下記2点を質問した。
1.Z-100は丸山ワクチンと考えてよいか
2.Z-360の治験を実施している医療機関を教えてほしい。
上記に対し、
1に付いては、「成分は丸山ワクチンと同じであるが、濃度が異なるので
丸山ワクチンではない」。
2に関しては、「この場では答えられない」。
この回答に対し、私はこの経営陣?と感じた。
他の質問者のいたが、現在の経営陣に不満を持っていたようだ。
Z-100は丸山ワクチンAの確か1/10の濃度だと思いました。
日本の治験でその方が結果が良かったそうです。
ちなみに肺がんの抗がん剤副作用系減薬として認可されている
「アンサー20」は丸山ワクチンAの20倍の濃度のもので効果が高い。
Z-360治験情報についてネットで調べてみました。
「遠隔転移を有する膵腺癌患者を対象としたZ-360と
ゲムシタビンの併用投与による第II相臨床試験 ( ZIPANG試験 )」
と言うことタイトルで、2014/6現在の情報で
杏林大学病院、古瀬先生のところで登録中になっている。
国立がんセンター中央病院、
千葉県がんセンターでは募集終了になっていた。
ですから、もう日本では登録受け付けは終了しているかも知れません。
あと数年で結果が報告されるでしょう。
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