#家庭学習の工夫#中学生の家庭学習記録

🏠 はじめに

家庭学習での「答え合わせ」って、地味だけど、実は一番むずかしい時間かもしれません。
間違いを見つけるたびに、「なんでこんなところで…」と思ってしまう。
できるだけ否定しないようにと心がけながらも、
つい強い口調になってしまうこと、私も何度もありました。



今はもう思春期になった息子ですが、
小学生のころからずっと、家での丸つけは私の担当でした。
そして今でも、学校の課題や英単語のテストを家で一緒に取り組むことがあります。
英単語テストは私が作って、
「答え合わせは自分でしてね」と伝えるようにしていますが、
ときどき一緒に見ながら確認することもあります。

あの頃も今も、「正しさよりも、やる気を残す丸つけ」を目指してきたつもりです。
でも、現実はなかなか理想どおりにはいきません。


✏️ 「へん」だけ合ってる。そんな時は“おしい”で終わらせたい

漢字の練習をしていた頃、
「へん」だけ合っていて、つくりが違う――なんてことがよくありました。

そんな時、私は「ここ、“へん”だけ合ってるやん」「あとちょっと!」
と、まず“できている部分”を拾って声をかけるようにしていました。

英語でも、冠詞の a を抜かしていたり、
単語の最後の s をつけ忘れたり。
そんな時は、「おしい! ひとつ抜けてるだけやね」と。

正解・不正解をジャッジするより、
「気づく力を育てたい」と思っていたからです。
そして何より、“バツ”よりも“次はできそう”という気持ちを残したいという思いがありました。


💬 それでも、つい強く言ってしまう日もある

とはいえ、いつも穏やかにできるわけではありません。
何度も同じ間違いを繰り返していたり、
思いもよらない間違いを見つけたとき、
思わず「そんな間違いしたらあかんわ!」と口から出てしまうことがありました。

息子はその言葉を聞くと、出ていきはしなかったけれど、
明らかにイライラした表情になって、
「もうええやん」「わかってるって」と投げやりな言葉を返してくることもありました。

その瞬間、部屋の空気がピリッと重くなる。
“あ、やってしまった”と自分でもすぐに気づくけれど、
いったん険悪なムードになってしまうと、
その後の会話も少しギクシャクしてしまう。

あの時間は、息子よりも私自身の反省の時間だったように思います。


🌿 甘めの丸つけが、学びを続ける力になる

それ以来、私は少し“甘め”の丸つけを意識するようになりました。
たとえば、途中までは正解している計算なら「ここまでは合ってる!」。
英語なら、「惜しい、あと一文字!」。
細かいことは後で直せばいいと思うようにしました。

もちろん、間違いは間違い。
けれど、家庭学習の目的は**“正確な採点”ではなく、“次もやろうと思える気持ち”を残すこと**だと気づいたんです。

そう思うようになってから、
息子も少しずつ、「ここ、どこ間違えた?」と自分から聞いてくるようになりました。
“答え合わせ”が、ただのチェックではなく、
小さなコミュニケーションの時間に変わっていったように思います。


💡 思春期の今でも、丸つけは続いている

思春期の今、息子は以前より自分で勉強に向かうようになりましたが、
まだまだ「完全に自分で管理」という段階ではありません。

英単語テストも、私が問題を作って渡しています。
「答え合わせは自分でしてね」と伝えてはいるものの、
丸をつける時に「ここ、おしいな」「これ、前も間違えてたね」なんて、
自然と一緒に確認する時間が生まれます。

そんな時、私はやっぱり“おしい採点”で丸をつけます。
「意味は合ってるよ」「惜しい、あと一文字やん」。
できるだけ前向きな空気で終われるように。

思春期の今も、あの頃と同じように“答え合わせの時間”が続いています。
昔より会話は減ったけれど、
この丸つけの時間が、少しだけ距離を縮めるきっかけになっている気がします。



✍️ まとめ

答え合わせでは、「間違い」より「できた部分」に目を向ける

イライラしても、否定の言葉から入らないように意識する

家庭学習では、“正しさ”よりも“雰囲気”を大切に

思春期になっても、丸つけはコミュニケーションの時間





💬 おわりに

子どもの勉強を見ていると、親の忍耐力も一緒に試される。
でも、“おしい”の一言で、空気はやわらかくなる。

丸をつけるたびに、
「怒るより、認めるほうが力になる」と、今でも教えられている気がします。






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