雨粒の痛み | ハマの迷い猫☆子育て男子の叫び

ハマの迷い猫☆子育て男子の叫び

生まれも育ちも横浜の僕が、イラストレーターの愛妻詩月優姫と寄り添って未来の我が娘への恋文を文学的に叫びます☆この部屋は愛妻と共同で管理・運営しております。
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copylight(C)2009 詩月ひかる All Rights Reserved.


夕方に降る雨は
どうしてこんなにも
疲れた肌を刺すような
とっても痛くて鋭い
雨粒ばかりなんだろう.....

雨宿りしても尚も
勢いは止む気配はなく
幼き我が子が待つならば
僕はこれ以上待たす事
叶わないから決意した

ずぶ濡れに成っても
キミのいる場所に、
どんなに雨粒の痛み
感じても絶対に

突き進んでみせるさ!

そうさ
幼子の素肌守るために
パパ、ママは自分の体
ずぶ濡れに成っても
どんな事しても我が子を
濡らす事はしないもの

時間切れであれば尚更
親の僕はいつも
びしょ濡れの覚悟
決めているのさ.....

嗚呼、最近はTVの悪影響か
汚い言葉も覚えてしまった 

躊躇わずに僕は
キミに言うよ
こんな汚い言葉
絶対に言っちゃだめさ!って.....

真剣に諭さない大人が
こんなにも増えて
どこもかしこも
汚い言葉が大半の
無法地帯に成り果て
情報空間も汚れた
0と1の羅列ばかりだ

でも親の僕らが
汚い言葉は汚い
人を傷付ける言葉
絶対に吐くなって
人を傷付ける行動は
絶対にするなって
叱らなければ
だれが叱るのか.....
これを押し付けと言い
野放図にするが故に
おもしろ半分で
子供が徒党を組み
一人を罵り暴行して
悲惨な結果招いて
罪の意識沸かず
汚い言行で
痛めつけられた
痛みを感じない
存在にするのさ

子供に人の心を
人の痛みを
教えない.....
これはもはや
教育じゃあないさ
親も地域も学校も
善悪を真剣に
教えなくなれば
子供は人様を傷付けて
泰然と恥じない
大人に成り果てる

一体どれだけの大人が
子供を真剣に諭すのか
これは絶対に飲んでは
いけない薬物だと
命懸けで教えているのか
何の落ち度なき人々が
犠牲に成るなんて
この世の中は
どうかしてる.....

ならぬものはならぬ
古来の武士道の教え
我が子に伝えない
ほったらかしの
歪な自由主義は
何十年の積み重ねで
己より弱き者痛め付け
無礼な精神増し加えた

それに人の痛み感じない
感じようとしない
魂ばかり

人は戀をして
思い遣りに目覚め
傷付いて
愛を知り
成長する
のに.....

いつの間にか
この国にも
無理矢理振り向かせる
等と愚かしく軽薄な
恋愛テクニック
だとか蔓延って
思い遣りや
真心を踏みにじる

よく生徒から
せがまれたよ
詩月先生、
受験テクニック
恋愛テクニック
教えて下さいって.....

自分が苦しまずに
マニュアルに頼るならば
いつか学力は無に帰して
恋愛テクニックで
付き合いを手に入れたならば、
いとも容易く
そんな繋がりは切れる
愛で繋がらないが故に
当然だって
テクニック欲しがるならば去れ
勉強も地道な復習、
戀も自分よりも
相手を尊重せよって
戒めたよ.....


僕らの祖父母の代は
自分の食べ物が無くても
我が子に全て分け与え
P- 51の機銃掃射に立ち向かい
幼き我が子に覆い被さり
焼夷弾の火炎地獄に
自ら大火傷を負って
黒焦げに成っても
それでも赤ちゃんを
守った
我が子のために
自らの命捨てた
お父さん
お母さんが
この国には
一杯いたのに.....

僕に
キミに
命繋いでくれた
あの方も
自ら命絶たずに
愛する祖国
再び創るため
激戦地から
帰還したのに.....

それに比べて今は何だ
子供置き去りで
快楽に溺れて
心が痛いならば
歯を食い縛らずに、
魔の力帯びた薬に頼る

子供が飢えているのに
自らの空腹優先する

いつからこんな親ばかりに
成ってしまったのかい

嗚呼、究極的人倫は
流行り廃りではない

敗戦の中
焼け野原で
必死に我が子のため
生きた先人が
進んで自らを犠牲にし
食事を我が子に与えて
教育こそが財産だと
倹約して我が子を学校に入れて
究極的人倫を教えたからこそ
こんなにも早く
我が国は繁栄し
逆に世界に
与える存在に成る程に
豊かに成ったんだ.....

ユダヤ人の繁栄は
民族の危機を幾度も
救った箴言あればこそ
我が子に戒めを確り教え
何千年も受け継がれる
叡知を教え込み、
略奪されない知識
知恵こそが真の財産
であると我が子に厳しく
教育を施したが故に
国を失っても幾度も
這い上がる強靭さで
ソロモンの栄華は
永久に続くのさ.....

嗚呼、過去がどんなに
暗闇ばかりでも
キミのパパは
そんなに柔じゃない
いつも
負けてたまるか、
こんチクショウ!って
地を蹴って
不撓不屈で
歯を食い縛り
艱難を乗り越えたんだ.....

嗚呼、焼夷弾や
機銃掃射に比べたら.....
生きる苦しみだとか
仕事の疲れだとか
大雨なんて寝言さ
何ともないじゃん!

いつもいつも
何かに溺れて
じめじめして
俯いて頭抱えるなんて
昔も今も
僕の柄じゃない!

素肌を突き刺す様な
こんな肌を突き刺す
痛みで襲いかかる
雨粒の痛み
大雨の試練なんて

全速力で突破してやるさ!

嗚呼、時間ギリギリで
間に合ったかな.....

「パパ!」
我が子がびしょ濡れの
僕に抱きついてくれた

この温もりさえあれば
僕の艱難の全ては皆
幸せ感じるための
良き思い出
善きプロセスさ!

でもね
痛みを感じられて
パパは一杯幸せだよ

キミの痛み
キミのママの痛み
人の痛みを感じる
様にしてくれた
雨粒の痛みの様な
全ての艱難辛苦に
僕は感謝してるよ

嗚呼、
お迎え
いつも遅れて
ご免なさい.....

そして
こんなパパで

本当に
ゴメンね.....


(C)詩月ひかる

僕がしている事は理系でも
歴史男子の僕は学生の頃、
僕が戦国最強と信じる
山中鹿之助に逢いに
一晩かけて山陰の
月山富田城に行きました
銅像の前で
改めて山中鹿之助の凄さに
ため息をつきました

「我に七難八苦を与え給え!」
これは苦労を苦労として感じないで
どんな逆境でも
反撃のバネにしてしまう
最強の祈りです

幾度のお家再興活動の
凄まじきバイタリティは
強く成りたいと願った
僕の生きる目標です

どれだけ彼が凄いかは
色々小説化されています

出雲の鷹.....
男子として
永久に憧れます

でも一人旅の少年を
泊まらせて下さった
山陰の方々の優しさに
今でも胸一杯です.....

そして
会津.....
白虎隊の少年の
潔さを我が子に伝えるために
いつか
会津にも帰りたいです

そう、
中高生を教えていた頃も、
我が子への手紙
妻への感謝の手紙
綴る今も、
主にメールで
読者さんや
後輩達から
色々な相談を受けています.....

然しながら
殆どの方が
自信を失っている様です
でも僕の目から見たら
みんなイケていて
心優しき
素敵な方ばかり.....

戀に傷付いたり
こんな時代でも
結婚したり子供持って
幸せに成れるかと
本気で悩んでいます

でも謙遜な人は
必ず素敵な人が現れて
温かい家庭で
優しい子に恵まれて
幸せを一杯
感じられます

心配しないで欲しいです
人を傷付けて
無感覚な人よりも、
人の痛みが解る人は
何百倍何千倍も
幸せを受けられます

この世の真の大富豪は
全てgiveばかりで
徹底的に与え続けるそうです

人の長所をまず褒めずに 
自分との違いを受け入れずに
陰で批判ばかりする人、
人に押し付けるなとか
何かにつけて粗探ししたり
キレやすい人は
take傾向の人です

頭の片隅にでも
takeがまだかとか
必ず言い出していては
幸せは逃げて行きます
豊かさも同様です
お金も逃げて行き
人からも裏切られます

謙遜な人は
無限にgive出来る人
与える事に後悔しない人
  
人種も国籍も
信条も嗜好も
どうでもいいんです

違いを認め合い
乗り越えて
戀に傷付き
涙が溢れたり
胸が痛んだり
真剣に悩む人は 
一杯give出きる
優しい証拠です

必ず愛の溢れる
人生が待っています

最後までお読みくださり
本当にありがとうございました




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