今を生きるレジリエンス~本質に戻るちから~Vol.3(自然の中での調律と内在神)森井啓二 氏 | メンタルヘルス ~希望へ向かって~

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(続き)

 

自然の中で調和をとる

 

私たちの身体は、波動で形成されています。より良い波動の中に入って調和をとる波動浴はとても大切なことです。

大自然の中で心を静かに深く保ち、純粋無垢な大自然のエネルギーを心身に浸透させることは、心身を自然本来の無垢な状態へと調律し、心の眼を開き、視野を広げ、人生の質を高めてくれます。

 

私たちの生活に必要なのは、魂に直結して生きること。日々の「生活」は、ただ「生」きるだけでなく、「活」かすことが必要です。正しく活かすには、魂と直結した生き方をすることですが、多くの人はまだ魂に直結して生きているとはいえません。それは、人が神聖さを見失ってるからだと思います。

多くの人が神聖さを見失っているのは、本物の自然界との関係を自ら断ち切ったことに大きな原因があります。

 

太陽の暖かさと心身の温かさ、大空に広がる空気と呼吸によって体中に行き渡る空気、母なる海の水と身体の水分、河の水流と血液の流れ、大地と身体を構する素材も、全く同じものであることを忘れてしまっている人がほとんどなのです。

 

大自然の中で神々しさに心打たれ、そこに神聖さを見出すことは、自分に内在する神聖さを見出すことと全く同じことです。自分の神聖を自覚することはとても重要です。あらゆるもの、あらゆる現象が諸行無常の世界にあり、いつかは滅びてしまいます。

インドの聖典であるヴェーダの中にあるウパニシャッドには、

「物質的な世界のものから天界の高次の存在まで、万物万象は流動変化し、永遠のものではない。」との記載があります。

私たちが最終的に拠りどころにすべきものは、永遠不滅の至高の存在以外になく、それには自分の神聖を自覚することが最初の一歩になります。

 

不自然な環境

 

現代社会で今私たちがいるところを見まわしてみましょう。

 

大地をコンクリートやアスファルトで覆い隠し、大地と水の境界線はコンクリートで仕切り、森の木々は過剰に切り倒し、そこの住む生き物たちは視野の狭い人間の好き嫌いに従って殺戮し、お金儲けにならなない湿地や湖沼は埋め立て、高層ビルや人工物で大空を隠し、満点の空の夜空を灯りと汚れた空気で打ち消し、季節の移ろいを五感で感じることができない空調設備が完備された室内で過ごしている。

自然の川のせせらぎや滝の音、風の音、虫の音よりもテレビの映像や音楽を優先させ、人工的に整備された農薬漬けの公園を自然と勘違いさせる。

 

自分で食べる食材も、どこでどのように育ち収穫されたのか知らないまま、原形をとどめないくらいに加工されて化学薬品漬けにしてから購入する。

食品添加物、医薬品、電磁波、化粧品、嗜好品、化学物質、環境汚染など、繊細な感性を鈍らせるものが蔓延する生活の中で、気づかないうちに聖なるものとの繋がりを見失っている人がとても多くなりました。

聖なるものへ心が向いていなければ、自分に内在する神聖さを見失ったままでは、すべての行為は自我意識により歪んでしまいます。

このような都会の生活を通して、人は自然の中に生まれたのに、不自然な生き方をする不思議な生き物になってしまいました。

太陽の光の暖かさや雨の滴でさえも避けてしまい、その感覚を素肌で感じたことがない人もいるほどです。

不自然な環境、不自然な社会の中に浸かり、本来持っているはずの心身の健全さや純粋さにさえ気づかずに、さらに不自然さを追い求めてしまうという生活では、魂の飛躍的進歩は望めません。

 

《HOLISTIC MAGAZINE2019 今を生きるレジリエンス~本質に戻るちから~ p.9~10 抜粋》

 

                                  (続く)