大谷羊太郎 殺人予告は三度くる
大学生の水森翔は、叔父の自殺を幇助したことになってしまった。劣等感の虜になっていた彼は、その事件を契機に長野の山中で自殺を図る。だが、怪奇現象に遭遇して自殺は未遂に終わる。自殺願望が失せた彼は、謎の老紳士に師事する事になった。怪奇現象は失踪事件へと結びつき、予告殺人へと発展・・・・・・!?
大谷羊太郎 殺意の集う夜
トラック運転手の深井宗治は、誰もが羨む美人妻、直子と幸せな生活を送っていた。が、突然の悲報。直子が交通事故で死んだ。 深井の唯一の趣味はオートバイ。その仲間が、事故現場の状況から彼女の死に不審を抱き、捜査に乗り出した。直子の過去を辿ると、一人の男が浮かび上がった。
大谷羊太郎 ダブル・フェイス
落合義夫、24歳。実直に生きてきた若者の前に、美女と大金と、ついでに危険まで転がり込んできた! 落合は、自分の中に隠れていた悪の芽と強力なパワーに気づき、暴力団を相手に大暴れ。絶体絶命のピンチの中で知らされた、彼自身の秘密とは?
大谷羊太郎 モーニングショー殺人事件
新宿区Y警察署捜査課の志水俊之刑事は、茶の間でテレビの「モーニングショー」を見ていた。今日は、「懐かしのご対面」に中年男性に人気のある歌手・里見比沙子が出る。この番組はスタータレントの昔の友人、知人を出場させ、本人同士を対面させる。まず、スタートがカーテンにさえぎられた対面者を、いくつかのヒントで当たりをつけていくという趣向だ。――ヒントが進むにつれ、比沙子の顔は動揺の色を濃くする。カメラは遠慮なく、さの表情を写し続けた。短いファンレターののち、カーテンが開き、対面者の須賀井幸枝が現れた。幸枝がニッコリと笑い、ジュース瓶を口にあて、ごくりと飲んだ。が、次の瞬間、絶叫をあげ苦悶にゆがんだ。衆人環視の、いわば密室状態での自殺(?)だった。その頃、幸枝の夫の隆も控室で・・・・・・。
大谷羊太郎 京都橋姫殺人事件
宮越綾菜は、カジュアル衣料会社の社長令嬢で、父親が社員の中から選んだ友也と結婚し、誰もが羨むような満ち足りた生活を送っていた。そんな綾菜に不幸な事故が重なり、それは仏間やバスルームでの怪異現象まで発展する。誰かに呪いをかけられているのではと思いつめた綾菜は、呪いを解くために京都の貴船神社を訪れる。これで綾菜にとりついた呪いは解けるはずであったのだが・・・。連続怪死事件が発生して、綾菜は絶望のどん底を味わうことに!! 八木沢は刑事は真犯人を見破ることができるのか!?
大谷羊太郎 瀬戸尾道殺意の迷路
風光明媚で、いにしえより多くの芸術家が集った尾道を旅行していた原口滋夫が失踪した。定年まで地道なサラリーマン生活を続けていた男に、一体何が起きたのか!? 同時期、東京で死体なき連続殺人が発生する。まったく無関係と思われるこの二つの"事件"の裏に隠された謎を解くため、名刑事・八木沢庄一郎は尾道へ飛んだ!!
大谷羊太郎 信州諏訪湖殺人事件
ヤミ金融界の大物・北岡寛之助邸に二人組の強盗が侵入、現金5千万円を強奪した。冷酷非情にも主犯の植戸は、共犯の増垣との事前の約束を破り、老夫婦を殺害してしまう。車で逃走した二人だが、トランクの中に積み込んだはずの5千万円は煙のように消えていた。疑念が激突する犯人たち、そして増垣には将来を約束した恋人がいた。矢木沢警部補は、新人の女刑事・島野理恵とともに寛之助の郷里の諏訪湖を訪れて情報収集し、捜査を開始するが、続いて第2、第3の殺人事件が発生する。捜査線上に浮かび上がった謎の美女・菅井亜沙美は、なぜか八木沢に好意を寄せるが、彼女の言動から八木沢は事件の真相を見抜き、信州諏訪湖を舞台に犯人の大追跡が始まる!
大谷羊太郎 信濃黒姫殺人事件
突如として行方をくらました往年のスター歌手・橘加奈子。彼女が所属する芸能プロダクション社長の森川は必死になって探したが、マスコミが大騒ぎしたにもかかわらず、いつまでたっても彼女は行方不明のままだった。一方、やり手の宝石商が東京郊外の自宅で拳銃自殺した。遺書が残されていたものの、警視庁捜査一課のベテラン刑事・八木沢庄一郎は、どうしても疑念をぬぐいさることができなかった。森川社長の他殺死体が多摩川土手で発見され、事件はいよいよ謎を深めていく・・・。
大谷羊太郎 殺人の二重罠
都心・池袋の雑居ビル。窃盗犯が墜落死した。同じビルの7Fでは宝石商が惨殺されていた。単純な強盗殺人事件かと思われたが、捜査主任・西岡は釈然としない。だが、容疑者は、"垂直のアリバイ"に守られていた。
大谷羊太郎 泥棒貴族 裏金を狙え
政財界のフィクサー・尾越の裏金5億円を積んで、関越道を白いBMWが走る。運転するのは美女ひとり。それを追う2組の悪党たち。誰が味方で、誰が敵なのか? 混乱のなかで5億円を手中にするのは? トリックの面白さとスピーディな展開。