定年後老後の心配事対策・その2 | 技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

運悪くバブル崩壊期に転職はじめた為
その後の長い世界不況で
転職先会社が次々経営不振に至り
リストラ転職を9回も繰返した私の
失敗の末に得た成功経験から
リストラ再就職転職に悩む
50代ハード技術者のあなたの
就活の参考にとお伝えするブログです。



前回は


定年後・老後の心配事対策・その1


として


主に生活資金 を中心にした
話をしてみました。



要するに


・年金はあてにならない
 (独り暮らしの場合・夫婦2人でギリギリ
  年金あって1か月生活可能になります。
  夫婦でも片方が亡くなったり
  要介護になったら、独り暮らし以上に悲惨です。)


・独り暮らしだと退職金はアパート代で消えてしまう!


・退職金はアテにならない。


・健康であって、定年後もアルバイト・パートなどで働けることが
 前提で 人生考えるしかない。


・定年までに極力貯金を貯めましょう。
 (可能な人は第1目標 1000万円)




という内容をアレコレお話ししました。




そこで今回の本題は


「老後の健康」がメインなのですが



その前に前回に引き続き


「貯金のお話し・定年後の労働のお話し」


を少し補足しておきます。





◎定年後までの貯金と定年後の労働:前回の補足



前回お話しした通り

年金も退職金も期待出来ないとなると


頼れるのは自分の貯金だけになりますが




当然ながら

貯金だって無限にあるわけではなく

貯金だけで老後を生き延びようと思ったら
それこそ5000万~1億円オーダの

金銭が必要になってしまい、

現実性が薄れてきます。、




従って


貯金と年金を使いつつも
併せて少しでも月々の収入を確保して
貯金の目減りを埋め合わせする生活でなければ


あなたや私のように
50代独身のハード技術者の
老後生活は成り立たないという事になります。




しかし定年後の収入と言っても


定年前の今のように大きな金額の月収は
必要ありません。



要するに

定年までに1000万円の貯金が構築してあれば

定年後の労働収入では

光熱費・通信費・食費・少しのお小遣い分
程度の アルバイト・パート労働代金程度で
十分なのです。(月5~15万円前後程度)





従って



体が健康で

普通の運動労働が

できる体力さえ あれば



アルバイトやパート仕事で

1日4~6h程度の就労でも
十分生活可能な範囲の賃金を

もらえておれば



大幅に定年時までに

大きく切り崩すことなく 


少し使っては少し貯め
の繰り返しで 

生活できる年数を先に伸ばす生活
ができる ということです。





老後で心配になる

貯蓄切り崩しの大きな問題に



・アパートの引っ越し


・ケガして入院したら
 (退院までの生活費・入院費)


・大病を患い寝たきり生活になってしまったら?

・死後の後始末

 


などもありますが


・100万円あれば

 普通のアパートの引っ越しは可能です。

 (それより次のアパート借りるときの保証人が大変です!)


・300万円あれば 引っ越し+事業開始も可能です。

・500万円あれば ちょっとした店舗を借りて店も開けます。


・アパートの月々家賃が気になる方は
 地方の「田舎暮らし推奨プラン」などに便乗して
 田舎で土地付き(田畑付き?)戸建て暮らしをする方法もあります。
 (安い物件では土地付き一戸建て30万円 なんていう
  ウソみたいな物件もあります。・・・生活少し不自由しますが)


・田舎暮らしでは「地域の過疎化政策」で
 地方行政が色々やっているので
 そういったプロジェクトに参加して
 安く住居を入手し(うまくすると完全¥0もありえる?)
 かつ、地域の産業育成や技術者指導育成などの仕事を

 創成するてもあるかもしれません・・・


・ちょっとしたケガや骨折入院での貯金切り崩しが気になる方は
 入院保険関係の保険をよく調べて加入することもできるでしょう。


・大病・寝たきり に関してはやはり、入院保険関係で
 定年後も有効なものを探すか、定年後も月々安価で
 有効なものを探しておくのも手でしょう。



いずれにせよ


「健康」だけは
早め早めに手を打ち

長期入院療養に
ならないで済む方法


を身に着けておくしかないのが
現状ですね。




・それでも大病に掛かってしまった、

 入院療養で貯金がなくなってしまった
 という場合は、仕方がないので120% 

 国と地方行政に頼りましょう!

 (苦しい時は独りで悩まず周囲の人・行政に頼りましょう!!)



・健康は日本国憲法が保障する

 「基本的人権」に類する項目です。


 税金・年金・医療保険を

 長年支払ってきているのならば
 当然受けられてしかるべき

 健康維持のためのサービスです!


 お世話してもらう権利を有しています。
 (ただし、その際には住居撤去・私有物売却など

  面倒なことも色々必要になるでしょうが、

  その点は生命と引き換えにガマン
  することになります。)





そんな色々なことを

考えつつ


覚悟を決めつつ 

老後の生活に対して
今から準備が必要となってきます。 






前置きの前回分補足が長くなってしまいました。





今回のメイン


定年後・老後の心配事対策・その2


として




定年後の健康の話

節約質素な生活と健康



についてのお話をしてみたいと思います。








◎健康が一番の宝



あなたも私も すでに50代で

あと10年~15年 もしたら

定年退職です。



場合によっては
会社に引き留めてもらって
嘱託勤務で70歳代まで働く人も
いるかもしれません。


しかし、60歳が近くなると
気になってくるのは



やはり老後の健康の事が
大きな課題になってきますよね。





健康は


20代までは若さがあふれスポーツその他で
体を自由に動かし運動出来ていても



40代になると、体を動かすのは
通勤の往復の

徒歩運動・階段昇降程度となり



若いころにはあんなにあった
腕や足腰の筋肉もナエ、


20代のころには素晴らしかった

胸筋や腹筋も

今では見る影もなく


腹や太ももから

体中に脂肪がついてしまい



最悪の場合は内臓脂肪で
脂肪太りしてしまい


どう減量しても

腹が凹まない体質に
まで悪化してしまうこともあります。



加えて45歳を過ぎるころから
視力も衰え老眼が始まり


聴力も落ち始め

気力体力も細ってきます。




平日は残業で忙しく
帰宅したら、風呂に入って寝るだけ


土日祝日も
できれば1日中寝ていたいくらい・・・



50代のハード技術者のあなたの
生活は そんな日々ではありませんか?



大学・専門学校を出て
会社へ就職してしまって以後は


家と会社を往復するだけで
数十年が過ぎ



気づいたらあと10~15年で
定年となり


体は かなりの不健康な習慣で
余分な脂肪ぜい肉があちこちにつき


会社の仕事のストレスで
精神も心もボロボロ・・・



そんな50代ハード技術者の
老後の健康について重要なことは


よく言われるように



・仕事を辞めたとたんに老化が進む事


・仕事の通勤がなくなると途端に運動しなくなり
 急激に体力と健康が悪化する事


・精神的にも気力がなくなり無気力無関心になってしまう





そういった悪い状態にならないように


まだ 働いている今から
老後の健康の対策を

「習慣化」すべきです!




人は
足腰・視力・気力から

急激に老化が始まります。




なので


歩くこと・視力・気力 を保つことが
老後の健康維持の第一歩です。





体脂肪率が10%未満の方は

まったく問題がないですが



体脂肪率が多い、

いわゆるメタボ体形に
至ってしまった人も

多いのではないでしょうか?


腹に脂肪がついてくると

急激に運動することが嫌に

なってくるので要注意です!!


これが悪循環の始まりになります。




メタボの典型に
内臓脂肪過多があります。



運動もろくにせず


仕事のストレスから
ついつい脂肪分の多い食事をしたり

不規則な食生活をしてると

3か月もあれば内臓脂肪が
急激に増殖してしまいます。




私も経験がありますが
仕事ストレスで
食事が不規則・運動不足が
半年1年と続くと


典型的なフォアグラ状態の
「脂肪肝」になってしまいます。



酒飲んでなくても脂肪が肝臓に
つきだすと太り方も急激化し

反対に 急激に気力が萎えます。



集中力が続かず、やる気が出なくなり
無気力・無関心・眠気三昧にも
なったりします。


こういう状態に至ると

残業なし・定時退社・精神静養必須

となってしまい、半年・1年

食事・睡眠・運動を管理された

生活を続けないと気力が戻らなくなります!

残業ができないとなると給料にも響きます!



なので、内臓脂肪過多の人

脂肪肝直前の方は
ご注意ください!




肥満解消・健康回復の第一歩は



まず、日々運動(徒歩だけでもよい)を
定期的に行い

出来たら1日1万歩歩きましょう。





1万歩とは歩幅50cmで考えると
5kmの事です。


片道2.5kmを毎日往復すると
1日1万歩になります。




90歳や100歳の高齢の方で
足腰も視力も思考も

シャッキリしている老人は


ほぼ毎日5~10km近い距離を
歩いていることが知られてます。



自分の足で遠距離を楽に歩くことが出来さえすれば
100歳までだって生きられるのです。




慣れないうちには平地を
慣れてきたら多少の上り下りを
含めて


往復合計5kmの徒歩運動を
毎日続ければ


半年もすると
かなり足腰も筋肉質になり

内臓脂肪も取れてきます。



内臓脂肪が取れたら


腹筋・背筋・側筋などの


ストレッチ運動も加え


体中の筋肉の鍛錬も始めましょう。




40代ぐらいになって
風邪をひきやすくなった


疲労がなかなか体から抜けない


二日酔いが長引く


などの症状がある人は



確実に「免疫力」が落ちてます。





体の免疫力は
新陳代謝・呼吸力・筋肉量が
高いほどあるといわれてます。



なので歩くことで
メタボをある程度脱出
出来たら


次は筋力・呼吸力を上げることで
新陳代謝も伸ばし免疫力を
向上させ
ことができるようになります。




長年空調エアコンが効いた会社生活してると
自然な発汗熱交換作用が失われ


新陳代謝も落ち冷えすぎ・温まりすぎで
体調を崩し免疫力も狂い低下してしまいます。




毎日、外気に触れ
四季折々の空気・風・匂いをかぎながら


通勤で歩くことから始め

足腰⇒筋力⇒免疫力を高めるだけでなく


歩いて移動することにより
自然と目を使って遠近を眺めたり

道の周辺を観察することになるので


視力と季節感が脳にも
よいリフレッシュ感を与え

総合的な健康が得られます。



以上の事を意識して

明日から

健康のため
1日1万歩を歩くことを目標に

徒歩通勤をはじめてみませんか?



もちろん 


最初から一気に1万歩なんて

無理なので



最初は

2000歩から始め
5000歩8000歩1万歩へと

増やせばよいのです。



通勤時に歩く場所が無ければ


少し早く起きて
近所を歩いてみる


昼休み時間に
会社の周辺を歩いてみる


夕方帰宅時に
歩いて近所の商店街を
回ってみる


などなど 


色々なバリエーションが
作れると思います。



ぜひご自分で

色々計画実行してみてください。





続かない・・と言う人には
「小学生の夏のラジオ体操カード」
のように


ご自分で「徒歩継続カード」を作って
30日60日90日継続出来たら
折々に「自分にご褒美」する方法で

頑張ってみましょう!



目標と達成のご褒美があれば
ウキウキしてくるものです。

ハンコは奥さんや彼女に
押してもらうのもよいかも!




◎節約質素な生活と健康



現代生活で健康を害している要因は


・ギスギスした会社生活


・時間に縛られた生活


・成果を求められる会社生活


・勝ち負け競争を強いる会社生活

・ゆとりのない生活


・個人の自由がない時間と生活


そんなものが挙げられます。




つまり

すべてにおいて

ギュウギュウズメな
時間・社会・会社という制度が


人間の人間らしさを

疎外してしまっているのが
現代社会の最悪な点です。




誰が決めたか知りませんが
現代社会では


「平日は1日8時間労働すべきもの」


という暗黙の決まりがあります。



加えて日本の技術者は
事務労働者とは別に

更に数時間の残業時間を
強いられます。




不平等なもので


会社の事務屋さんは

仕事があまりなく
帰ろうと思えば

定時退社可能ですが


技術者は

・平日午前中は「会社の事務提出作業仕事」
・午後前半は「部下・新人の教育・チェック」
・午後後半は「技術会議」「対策会議」
・残業時間になってやっと「本来の自分の技術仕事」



というような図式が定着してしまっており



午前中の事務仕事 と 午後前半の部下・新人のチェック
が無ければ 1日8hで十分技術仕事が完了するはずなのです。




これを見ていると気付くと思いますが


外資系では この日本会社での無駄分の
「事務仕事」「部下新人チェック」がほとんどないんです!



要するに

日本の会社は事務屋が事務仕事を無用に
技術者に押し付けており


部下新人が

自分自身の責任で仕事ができないから
熟練技術者は残業三昧となり


時間不足と精神的ストレスで
健康も気力も害しているのが
日本の社会構造ですね。





因みに
江戸時代までは


日本の一般の江戸民衆の生活では
1日の労働時間は 短い人で4時間
長くても6時間程度であったといいます。


つまり、夕方3時ごろには
もう仕事を終え、
帰り際にいっぱいやったり

趣味や習い事に1~2hの時間を
明るいうちに持つことが


できていたらしいですよ。




とにかく現代日本人
とりわけ技術者は働きすぎです。
(給料が安いから残業で稼ぐという話もありますが)


しかし

そういうストレスで
精神も体もボロボロになるのは
本末転倒なので


すべてをホドホドに抑え
仕事も・楽しみも・飲食も すべて
「腹7分目から8分目どまり」で打ち止めにする

というのが



精神の健康と肉体のい健康を維持するうえで
大切だと思います。




金稼ぎもほどほどにし


欲しいものがあっても1ランク下で我慢する


楽をするのは3回に1回程度


そういった節約・我慢・「ほどほど感」を

生活のあらゆる面で維持・実施する
習慣をつけることで



健康と

ストレスフリーな
生活が続けられます。



そんな「人生観」「生活感」で
ものの考え方・行動の仕方
金の使い方・「仕事の仕方」・遊び方
を統率してみてはいかがでしょうか?



これも結構簡単でいて
奥の深い「生活の知恵・健康の知恵」
です。





*************


前回・今回と

定年後・老後の心配事の内


特に重要な


生活資金・貯金の話と
老後の健康維持について


お話ししてみました。



ご参考になりましたでしょうか?




貯金と健康に関しては


早く着手するほど効果が早くなりますので

よくよく検討分析・計画習慣化を

することをお勧めいたします。




次回は


老後の収入確保の一例

について


引き続き 定年老後問題を


考えてみます。




次回も


お楽しみに。