定年後老後の心配事対策・その1 | 技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

運悪くバブル崩壊期に転職はじめた為
その後の長い世界不況で
転職先会社が次々経営不振に至り
リストラ転職を9回も繰返した私の
失敗の末に得た成功経験から
リストラ再就職転職に悩む
50代ハード技術者のあなたの
就活の参考にとお伝えするブログです。



前回は


再就業がかなった時に

「再就職先でトラブルを起こさず
 かつ勤務が長続きするための

方法・注意事項」


について話しました。




さて今回は


あと10年~15年後の
定年後・老後の心配事

への対策



について書いてみたいと思います。




◎定年後・老後の心配事



あなたも私も すでに50代ですよね。


あと10年~15年 長い人でも

あと20年もすれば


定年退職・老後の人生が始まります。



そういう年代になり
今後の心配事がいくつか

あると思います。






中でも気になる大きな問題は


1:定年後・老後の生活資金をdぽうするか


2:今後も健康に生活できるかどうか


ではないでしょうか?


以下、大きく

この2点に絞ってお話しします。



◎定年後・老後の生活資金について



あなたや、私のように
運悪く数度の転職を

経験されてきていると



いわゆる

「退職金」なるものには
まず期待ができません。



この点が一番キツイ事かもしれません。



有名どころの大学を出て
生涯1会社に定年まで勤務して


やっと老後の生活資金程度の
退職金(1千万円前後~2・3千万円前後程度)
がやっともらえるのが
今の日本の社会の仕組み。


それを期待して

多くの人がサラリーマン人生に

しがみついているともいえましょう。



人によっては、その退職金の一部で

マイホームローンを完済したり

子供の教育資金(大学など?)に充てたり


するのでしょう。



しかし


あなたや私のように


途中数回も転職を繰り返すと

この「皆勤賞的な退職金」は

まったく期待できず



転職回数多くても

運よく最後に20年近く

勤務出来た会社があり


退職金がもらえたとしても 
数万・数十万円~100万円前後

程度が限度でしょう。




また、年金にしても

生涯、各会社で順当に年金積み立てを
してきていたとしても



年金支払いは
現在65歳以上からの開始など

先延ばしされ、金額も目減りし




最近多い50代以上

かつ独身生活者の場合など


年金支払いは

月あたり数万円(最大でも10万円前後)
にまで金額が絞り込まれてしまっており


アパートの月々支払い程度で
年金が消えてしまう時代です。




何せ夫婦で年金が

月当たり20万円前後と言いますから


独り暮らしは非常に

不公平で不便です。




そういった

先行き真っ暗な時代なので



貯金は働いていて

月々の収入がある今の内から
確実に確保しておかないと


定年後・老後の生活で

四苦八苦するのが目に見えています。



そこで
一言に貯金といっても



年金に期待できず、

退職金も期待できない今


どの程度の貯金を

いつまでに貯めればよいのか




その目安と算段背景を早く確認し


1日でも早く少しでも多く

貯蓄しておくに限ります。



そんな時に

非常に気になる事は


65歳前後になり体のあちこちにガタが来て
通常の就業がままならなくなった場合


アルバイトやパートの生活費の

工面ができなくなるどころか


病院への通院費用や

薬代までも支出が増えてしまいかねない・・・


などなど・・

色々と悩みは尽きません。



しかし、あれこれおt不安材料ばかり

数え上げても


まだ体にガタが来てるわけでも

病気になってるわけでもないのに


そういう「もしも」ばかりを

ただ考えていても


時間だけが それこそ無駄に過ぎてゆき

気づいたら何も残っていない・・
という状態になってしまいます!



そういう時間の浪費を

しないためにも

今から頭を使って

対策を立てるべきでしょう。





◎定年後までに貯めておくべき貯金の目安



あらゆる可能性について

この短いブログで全部書くのは不可能です。


さらに、あれこれ色々な背景条件を加味すると

それだけでも複雑になってしまうので


大雑把に簡単な「背景条件・生活条件」を

前提仮定条件として考えてみましょう。



かなり厳しい背景前提条件として

次のものを仮定してみます。



(背景条件)


・現在55歳のハード技術者。


・持ち家も父母遺産もなく現在アパート暮らし。

 (アパート家賃は駐車場込月々8万円)

 (アパートは今のところで既に6年住み続け)


・自動車(中古)所有


・独り暮らしである。

 (すべてを自分一人でというのは

  気楽な反面、全部自分で算段するという事です!)


・親戚縁者は近隣におらず

 居ても疎遠で金銭お願いできない。


・過去4回以上の転職で退職金は

 期待できない。


・年金関係は一応各勤務先会社で

 給与からの天引きで支払い続けている。


・転職のたびに大出費があり

 現在の貯金は200万円前後しかない。


・体は今のところ健康で視力が老齢で

 老眼が進んでいる以外は

 手足・内臓・心臓・神経・脳にも

 今のところ異常なし。

 (健康診断で精密検査必要はなし)


・ただし、メタボで生活習慣改善は

 毎回の健康診断で言われる。




以上の条件を仮定すると


次の事が言えます。


○体への注意をしつつ

 定年時点までは普通に勤務できそう。


○身寄りがなく、アパート暮らしなので

  次にアパート引越しするときに難儀がありえる。

 (保証人問題・定年後無職だと収入証明を要求されるなど)


○住居問題は「終の棲家(ツイのスミカ)」を

  定年までに考えておくべきかもしれない。



これらの留意点・課題を頭に置きつつ

次の段階の算段をしましょう。



次に考えることは


◆定年後の月々支出・生活費


◆定年後の収入をどうするか


◆貯金切り崩し型か微小でも貯蓄増加型か


についてよく考えるのが重要。




(1)まず月々の支出を考えてみましょう。


・アパート暮らし⇒月々家賃8万円


・電気・ガス・水道代

  ⇒独り暮らしで概略1~1.5万円


・通信費(ケータイ・スマホやPCネット代など)

  ⇒ 概略1~1.5万円


・食費

  ⇒健康のため1日2食/1食1000円とすると

    1か月6万円


・衣食住の生活雑費(家電品買い替えも含む)

  ⇒ 1か月8000円


・趣味・遊行費 ⇒ 節約して1か月5000円


・車のガス代・維持費・車検分込み

  ⇒ 車検2年に1回 6万

     車の点検修理維持費 10万

     月ガソリン代 5000円

     ⇒月当りに換算すると 約1.2万円


・近隣町内会費・冠婚葬祭など⇒ 月当たりで5000円程度?


・その他緊急費用(薬・病院など急な入用)⇒1万円




以上の項目を合計すると


 月々 約 21万円 もの支出になります!




(2)定年後の収入をどうするか?



先の「仮定条件」から考えると


親族無し・独身・であるなら


(1)の計算から 定年後無職のままだと

月21万円ずつ貯金を切り崩すことになります。


定年までに

貯金が仮に 1000万円あり


月々のアパート代は年金から出るとしても


無職・無収入のままだと


  (21万-8万)×76.9=999.7万



であるので 76.9か月後(6.4年)つまり

たったの6年ほどしか貯金は持ちません!!



以上の仮計算から


●定年後10年以上生きる計画であれば

  定年後も何らかの収入源が必須になる。


●定年時点までに最低ても1000万円程度の

  自己資金貯蓄は絶対必要!


●定年後の老後を楽しく、長く生きるには

  定年後の収入源の月収規模で決まる!



という3ポイントに気づくと思います。



従って貯蓄という観点では

次の2つの目標を立てるとよいでしょう。



●第1目標:定年時点(65歳)までに最低でも

        1000万円の貯蓄を蓄えること。


●第2目標:可能であれば定年時点までに

         2000万~3000万円まで貯蓄する。


 (1000万円で6年なので3000万円で18年

  65+18=83才程度までが見えてきます)




それでは次に

具体的にどうやって第1目標の貯蓄をしたら

よいのでしょうか?




ここで 以下に、

最初の「背景条件」(上2つ)に加えて

「追加仮定条件」(した2つ)の

4つの条件を設定します。


・現在55歳(65歳まであと10年!)


・現在の貯金 200万円


・派遣技術者or契約雇用であと10年は働けると仮定。


・現在の月収(手取り額で)28万円

 (控除前額面だと35-37万円程度)

 の収入がある




先の計算のように、月々支出概略21万円とすると

月々 7万円分の貯金が可能になります。

7万に不足する場合は生活内容を見直して

 月々貯金可能額7万円を確保する工夫を!)



月7万円貯金できると


 7万円×12か月×10年=840万


 現在の貯金200万円と合計し 10年後に

 1040万円の貯金が達成できます!



この計算からわかるように

老後の事を考えたら


今から節約生活が必須です!




不要な出費は控え

遊興の誘いは断り

時間があったら内職してでも

老後のために貯金が必要!!




そういう事態が分かるかと思います。




もちろん すでに1000万円達成されておれば

次の「第2目標」の2000万・3000万を目指して

定年までに更に貯蓄を増やしましょう!



  ++++++++++



では、逆に現在貯金が100万円程度しかなく

月々の貯金可能金額5万円 だったとしたら?



100万+(5万×12か月×10年)=700万



それでも何とか700万円までは

あゆみ寄れるのです!


1000万円にはまだ300万円不足してますが



今までの計算の前提をよく

思い出してください!


『定年後も何らかの収入源が必要・それを確保する事』


という、もう一つの条件がありましたよね?




そうです。


定年後もまだまだ働いて収入確保が前提なのです。



定年後に働かずに遊んで暮らす生活を

希望するなら、なおのこと今もっと働かねばなりません!!



さらには、


定年後にもっとバリバリ働く方法を見つけて

今よりも高収入を確保する


という方法だって可能です。


そのために大事なことは


『いつまでも働ける健康な体・体力』



これこそが今後の

一番大事な維持すべき個人財産になってきます!!




今回もながくなったので

ここらへんで

話を整理します。



要するに



●今の内から欲力貯金を貯め

  定年時に最低1000万円貯蓄を目指す。


●日ごろから質素な生活で

  倹約節約し貯蓄に回す。


●健康第一を今後ますます注意し

  生活習慣化する。


●定年後も何らかの収入源確保が絶対必要



という事にまとまりますね!



**********



以上、今回は


定年後・老後の心配事の中で


特にお金・貯蓄に焦点を合わせて

色々と書いてみました。




悩んでいても何の問題解決にもなりません。


無理なことは無理だし


出来ることしかできませんが



なるべく早く「心配事の迷路」から

頭と精神を解き放ち


可能な目標に向かって

1日でも早く再スタートを切りましょう!



「迷う時間」よりも「行動する時間」を

今後は増すます重要視するべきです。



千里の道も一歩から  で


「1日¥10貯蓄」だけでも

10年続ければ¥36000です。


1日¥100 10年で ¥36万

1日¥1000 10年で ¥360万 にもなります!




迷ったり悩んだりしている

あなたのご参考になりましたでしょうか?




なお、今回話題の中で触れた



「健康第一」


「定年後の何らかの収入源確保」


「終の棲家(ツイのスミカ)」


などについては



次回以後


またこまかく

色々なお話を

してみようと思います。



お楽しみに!!