面接の質疑応答と条件交渉で失敗しない方法 | 技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

技術力あっても説明アピール下手で9回も転職繰返した50代ハード技術者が、たった1カ月の就活で理想の再就職を果たした方法

運悪くバブル崩壊期に転職はじめた為
その後の長い世界不況で
転職先会社が次々経営不振に至り
リストラ転職を9回も繰返した私の
失敗の末に得た成功経験から
リストラ再就職転職に悩む
50代ハード技術者のあなたの
就活の参考にとお伝えするブログです。



前回は



「具体的な書類のフォーム・書き方」


について話しました。


参考になりましたでしょうか?





今回は



その書類を使って面接する場合の

「面接での質疑応答と条件交渉で失敗しない方法」


です。



それでは早速本題へ。




◎先方企業の意図を確認する



面接で一番大事なことは
次の3ステップの打診・確認です!



step1:雇用先企業担当者に「この人物はOK」と
   感触を得てもらう事=雇用の確定ほぼ決まり。



step2:次に条件交渉・・先方企業条件の確認と
    自分が希望する勤務条件の交渉内容決定確認。



step3:雇用可否の最終確認。就業期日・準備物の確認





面接での口頭質疑と
条件交渉がうまくゆけば
上記の3ステップで



  専門技術職の案件では大抵の場合
  ほぼその場で雇用可否・交渉条件可否
  就業期日なども概略決まるはずです。



時として


面接担当者が当日旧要津在だったりすると
面接が2回に分かれたりしますが



大抵の場合 先方企業との
面接は1回が普通です。



面接の場では


まず履歴書・職歴書ベースで
自己紹介と自分の技術経験・実績の
話が求められ


場合によっては
先方から 求めている技術者と
仕事内容・仕事環境(使用ツール・CAD・計測器・人員)
などの話が出ることもあります。




それらの話の出方に合わせて
臨機応変に


あなたも話す内容・方向を
微修正し


しかし「たった一つの事
に絞った話し方をするならば



step1の段階は
意外に平易に終了し


 『なんとなくOKもらえそうな雰囲気』

 が出てくるものです。




 あなたの他にも
 面接候補者がいる場合でも


 「ほかにも○人 面接しており
 残り▽人で あなた含めて全部で◇人だが
 現時点で あなたは候補に残りそう・残らなそう」

 のコメントはもらえるはずです。



他にも候補者がいる場合は
全員の面接が終わってからの
結果連絡待ちになるので


その場合には結果待ちまで

条件交渉は控えましょう


結果連絡であなたが選出された場合のみ
後日 詳細条件の確認・交渉をすべきです。




あなたが唯一残った場合であれば
先方から見ると どうしてもあなたがほしい状態
になるので より条件交渉がしやすくなるので。



他に面接競合者がいなくて
あなたが唯一の雇用候補である場合には

面接で会話していて
「あなたを選出したい雰囲気」が
漂ってくるので


その雰囲気をとらえて
交渉を進めましょう。


つまり


 面接していて

 (どうやら雇用してもらえる可能性高いので)
 大丈夫そうだなと思えたら

 即座に交渉・質問してみましょう。



実や、交渉力も
技術力の一環として評価されます。



 交渉力には


  ・注意力


  ・条件背景分析能力


  ・決断力


  ・仕事への情熱


  が含まれるので


より就業へ向けての
あなたの人間判断の「強味」になります。




得てして


技術者は 口数が少なく

説明下手で さらに交渉下手な
傾向がありますが



これらは会話訓練
交渉訓練・説明訓練を

面接質疑応答準備の段階で

しておくべきです!




訓練はテーマを決め

5分くらいの独り芝居問答を

繰り返しするとよいでしょう。



独り芝居をしながら
練習訓練すべき項目テーマとしては

次のものがあります。


 ・自分は何ができるか


 ・何をやりたいか


 ・どういう条件を希望するか


 ・どういう仕事なら自信もって

  結果保証できるか



これらを口頭で
即座に説明できることこそ

あなたと競合する50代ハード技術者を
大きく追い抜く要素になります。




21世紀の世界では
「技術者は寡黙で口下手」は
もう成り立ちません。



『専門技術者で実力ある技術者ほど
 説明がうまく・交渉力・決断力が必要』

という時代が来ています。




また、当然 こういった
条件交渉の段階を予期して



面接日までに

相手先企業の会社状況
職場環境条件などを



ネットや会社のhp・会社四季報などで
調べられる背景は全部調べて

気になることはメモして
面接に臨みましょう。



◎交渉条件の実施例



さて、交渉で確認すべきことは
大きく2点です。


  ・先方の職場条件・仕事条件


  ・あなたの給与条件他・勤務条件全般




もし技術派遣会社仲介も同席で

勤務先企業担当と面談の場合には


交渉確認条件は
「就業先企業の仕事条件・環境条件」
に限定した交渉になります。




なぜなら


技術派遣での勤務の場合
就業条件・雇用条件はほとんど
派遣会社側の管理になるからです




そうではなく



雇用先企業に
あなたが直接勤務する場合
(正社員・契約社員・パート?などの場合)
には 


直接相手先と

勤務条件・給与条件などの詳細管理も
雇用先企業の管理になるからです。



まず


この区分を理解したうえで
交渉相手を間違えず
確実に条件交渉を行いましょう。





先方企業の勤務職場条件・環境を
問い合わせる場合には



  ・制服・特殊靴・帽子や

   ヘルメットの有無/更衣室の有無


  ・貸与品の有無


  ・勤務時間/休憩時間/残業時間/休祝日など


  ・仕事で使うツール・CAD・計測器の種類名称

  ・同じグループの人員数

    (役割概略についてはあまり聞かないほうが無難)


  ・その他仕事上記になること



などがあるでしょう。




給与待遇などの
あなた個人よりの諸条件交渉では
(聞くべき相手が雇用先会社か 
 技術派遣会社かをよく考慮の上)

次の項目があるでしょう。


  ・交通費支給有無/車通勤の可否


  ・時給or月給/ボーナス・特別手当の有無


  ・雇用保険・年金・退職金などについて


  ・有給休暇支給の有無と その開始時期


  ・休業日・祝祭日の扱い


  ・残業の時給など




技術派遣の場合は
あまり交渉幅は広くありませんが

転職・再就職であって
あなたが直接 雇用先企業と
雇用契約する場合には


さらに雰囲気を伺いつつ


  ・職場の下見見学の可否


  ・職場の組織構成概略


  ・直接関与するグループ人員数と各役割

  ・若手人数と自分が若手に対し先方は
  どのような期待を持っているか?



なども質疑可能でしょう。



概略の雇用条件・職場条件は
仕事応募の説明用紙や
面接前の 条件提示 などで

おおよそのアウトラインは
事前に説明があるはずです。

(なければ質問・打診しましょう!)



事前説明がアヤフヤであれば
気づいた時点で ある程度の
確かさまで質問するのはOKです。


*********

以上 今回は


面接での交渉の仕方・方法について

簡単に書いてみました。





今回の分も


何回も読み直して
内容エッセンスを
あなたの就活でご活用ください。



さて、次回は


一番最初にも触れた

 
転職サイト・再就職サイトなどの
調べ方・活用の仕方
などについて


さらに詳しく 
お話ししてみようと
考えてます。



次回も
また よろしく!