宮沢賢治を読む会 ・ 9月例会 | はまなす文庫

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9月26日(日)   はれ      15~23℃


きょうは、「石川・宮沢賢治を読む会」の9月例会日。14:00~16:30

金沢勤労者プラザにて。参加者 8名。

今年1月より、『宮沢賢治全集 1』(ちくま文庫)の詩を読んでいる。

案内人は、勝浦さん。

きょうは、少し早足の案内人。ほか、7人はがんばってついていきました。

一つの詩を、誰かが読む⇒勝浦さんの解説⇒次の人がまた同じ詩を読む。

ちんぷんかんぷんの詩が、糸がほどけるようにわかった時のうれしさ。


はまなす文庫 きょう、読んだ詩。(P116~131)

「高級の霧」「電車」「天然誘接」「原体剣舞連」

「グランド電柱」「山巡査」「電線工夫」「たび人」

「竹と楢」「銅線」「滝沢野」


 おお

 なんといふ立派な楢だ

 緑の勳爵士(ナイト)だ  

 雨にぬれてまっすぐに立つ緑の薫爵士(ナイト)だ

            (「山巡査」より)


←農業もしているKさんが、山から持ってきた

  ミズナラの緑のナイト。

  傍らには、落葉松の青い枝と、まつぼっくり。


賢治の詩には、自分の近くの自然を手繰りながら

読むことができる楽しさがありますね。





次回は、11月21日(日) 14:00~  会費 600円(会場費)

金沢勤労者プラザにて。テキスト『宮沢賢治全集 1』(ちくま文庫)をお持ちください。

どなたでも。