水の綺麗なところ その2
最初に遭遇した水は本当の水ではありませんでした。
水瓶座の水。
私は水瓶座の新月の日にその場所に立っていました。
太陽は頭の上にある時間なのに木々が生い茂り少し薄暗ささえ感じる森を抜けた先にある湖。太陽の光が水面でキラキラとしている。足元に目をやると底の白い砂が粒の一つ一つを認識できるほど透明度の高い水。
まさに年末年始に何度も想像していた理想の水。
「じゃあ、入ろうよ」ここへ招待してくれた友人がそう言うと、そこに集まった私たちはサンダルを脱いでTシャツの首に手をかけた。
「ここは私が子供の頃から泳いでるところよ」
「へー、そうなんだ。すごく気持ちがいいところよね」実際、この日は気温も高く水遊び日和だった。
「ここの水に入るのってお風呂みたいなものよ」
「えっ、子供の頃ってここがお風呂だったの?」
「うーん、そういうことじゃなくて、本当のお風呂はちゃんと家にあるわよ。ここの水はエネルギーの垢を落とすというか、不思議と気持ちがスッキリするんだよね」
もちろん普通に見れば単なる偶然という言葉で片付けることもできます。
ただ、個人的にはそういう結論付けではなく、お導きがあったと考えている。直感がきて、イメージをしていて、サインがきて、それに乗ったら導かれるように来た場所。しかも日程は相手の計画で決められていた。それが今年最初の新月で水瓶座。
とても気持ちがいい場所で、とてもピュアな水。
真夏の気温に対して、この水は冷んやりと気持ちがいいというより、ちゃんと冷たい。
水が全身の毛穴を通してしっかりと自分の体の中に入り込んでくる感触がある。しっかりとした冷たさの分だけこの水のピュアなエネルギーを感じることができる。
地球が作ってくれた自然の水の中で遊ぶ。
こんなに楽しいことはない。
そりゃ、ここがお風呂だと言いたくなる気持ちはわかる。
そりゃ、こんなところで遊んでたら、気持ちはスッキリするは当然。
だって、そんなエネルギーが溢れていて、そんなエネルギーに囲まれているんですから。
本日もありがとうございます。with much aroha.