リトリートってこんな感じなんです
草津のホテルクアビオ様のご依頼をいただき、週末に開催させていただいたリトリートワークショップ。
今回はそのレポートとなります。
空間編
草津というのは日本での有数の温泉地です。温泉は大地のパワーを直接感じることができるパワースポットの代表格ともいえるところです。そんな草津の中でも悠久の森の中にあるのがホテルクアビオさんです。こちらは人の叡智と自然が混然一体となれるように設計されているリトリートスペースです。
エネルギーワークということを広く考えたとき、選ぶ場所は「ただ、自然環境の中にはいればいい」というものではないと思っています。なぜなら、その『空間』が持つエネルギーは人の智恵が入ることで、よりリラックスへと導いてくれることもあるからです。
森、山、湖、川、海。
自然空間は私たちに素敵なエネルギーを与えてくれます。しかし時として、猛威を振るうこともあります。そのすべてを受け止める必要がある「ただの」自然環境に入るためには、リラックスと共に緊張感や覚悟も必要となります。
今回の最大の目的は「リラックス」ということでした。身体的なリラックス、精神的なリラックス、そしてエネルギー的なリラックス。これらのリラックスを最もスムースに入れる場所の一つがホテルがクアビオさんだったと思います。
吹き抜けのホールは開放感を与えてくれます。暖炉でパチパチと音をたてている炎は暖かさだけでなく、耳からも目からも安心を与えてくれます。
大きな窓から見える夜空の深い藍色は、私たちすべての生命の源の扉となって目の前に広がっていました。
ワーク編
プラントアチューンメント、過去に遡るエネルギーワーク、ご先祖様ヒーリング。このご依頼をいただいたときに私はこの3つが頭に浮かび、そして実際にこの3つをさせていただきました。
ところが、滞りなくできたのか?というと実はそうでもなかったのです。
なぜなら、毎回、こうした予想できない事体は起こってくるケースが多いのですが、かならずその場に集まった人たちのベクトルというのがあり、毎回、そのベクトルが指し示す方向に導かれるようなエネルギーが突如として降りてくるのです。
個人的に考えるエネルギーワークというのは、実は最終的にはどれも「同じ」あるいは「すべてクロスオーバー・交差している」という側面があります。しかし私たちは人間である以上、それを言葉に置き換え、より具体化することで脳での理解が可能となります。
今回のことを例に挙げると、植物と繋がることで自分にとって現在必要な要素を認識する「プラントアチューンメント」であり、自分の過去や過去世とつながりヒーリングを促す「過去に遡るエネルギーワーク」であり、自分のDNAを通じた肉体的そして魂的な系譜をたどる「ご先祖様ヒーリング」という理解になります。
各ワークではそれぞれの到達地点に向かって進めていきました。ですので、もちろん各ワークの目的は果たすことができました。しかし、そこに「エクストラ」の新たなエネルギーが発生するのです。今回のそれは、特に「浄化」でした。
色のイメージで言うならば白。ホワイト二ングの浄化が会場全体を包んでいました。ワークを重ねていく都度、そのエネルギーは大きくなっていきました。
これはこの会場に集まった私たちすべてに必要なプライマリーエネルギーであることを示しているような気がしましたので、各ワークと共に「浄化」を促進をさせることにも努めました。(そんなこともあってか、このあとは私自身もスッキリでしたし、熟睡していまいました)
大きく降りてきた強力な浄化のエネルギー。それは少し尋常じゃないパワーでした。これは今回集まったそれぞれの方が、新しい一歩を踏み出すタイミングであったような気がしています。
強力な浄化のパワーは目の前にかかっていた霧を吹き飛ばしてくれたのでははいでしょうか。
進むべき道はすでに見えています。
あとは進むだけですね。
本日もありがとうございました。