プロとしてのターニングポイントを超えると
自分が癒された経験や変化した感動を誰かに伝えてたいという気持ちからのアクション。その延長線上にプロフェッショナルとしての活動があるかと思いますが、プロという定義は行ったサービスに対して対価をいただくということだと考えております。
料理人でいえば常に包丁を磨く、調理する場所を清潔に保つ、食材の鮮度に気を遣うといった基本的なスキルやスタンスだけでなく、いつ、どんなお客様が来ても一貫して同じクオリティーの料理を決められた時間内に決められたコスト内で提供するといったことではないでしょうか。そのために手間と時間をかけて、アイディアを苦しみながら絞り出しているシェフの方はたくさんいらっしゃると思います。こうしたスタンスの違いが料理愛好家とか、料理を趣味で作って楽しむということと大きな違いがあるのかもしれません。
ヒーリングでも同じことが言えます。プロである以上、自分が提供するメソッドに関する十分な知識があること、提供する商品の状態が完全であること、何よりどんなクライアントさんが来ても、どんな質問が来ても、どんな相談が来ても常に一貫して中庸を保ち、同じレベルのヒーリングを提供することができてあたりまえです。これができるようになるまでに必要なことは徹底的に「研鑽をつむ」「修行する」ということです。自分が設定している料金を堂々と言えるようになるまで、階段を一つ一つ上り、苦しくてもコツコツと上り続けること。ここに辿りつけるかどうかがプロフェッショナルと愛好家の分岐点かもしれません。とはいえ、これをこちらから強制することはできません、なぜなら分岐点をどこに設定するかは、あくまで自分自身との対話で決まるからです。
前置きが少し長くなりましたが、先日そんな峠を通過してきたスタッフとの食事会がありました。2014年からOZmallさんとのコラポレーション企画で一緒に研鑽を続けているカウリ・ホリスティック・ヒーリングのOzmallチームのメンバーの「お疲れさま会」でした。
いつでも、どこでも、どんな状況下でも、常に高いクオリティーのセッションを提供できますか?
チームのメンバー全員がこの問いに対して「はい、できます」と答えられます。
ご飯を食べてながら、お喋りをしながら、
「そんなメンバーが広がっていけばいいなー」と思っていました(実際、毎回新規メンバーも募っています)
そしてなにより、次の企画もとても楽しみです。
本日もありがとうございました。
with much aroha.