私は、日経新聞や週刊ダイヤモンド読者ではありますが、
とりあえず世界や日本の経済をおさえておくか、
特集記事についてさっと目を通す・・・そんな一般的な読者と変わりのない読み方をしていました。
こんな私の読み方と“あなた”自身の経済誌に対する読み方を振り返ってみてください。
【ローソン/三菱商事など ポイント共通化 国内最大】 の記事と、みなさんが今携わっている仕事には、どう関係があるのでしょう?
あなたは、その記事を読んで、具体的なアクションを起こしたことがありますか
実は読んでいないのです!
「見てるだけ・・」です。
今起きているビジネス情報を経済紙から事実を読み取り、
どの企業が、どのお客様と、どんなビジネス関係を結び、幾ら投資をして
幾らで商品を提供していくのか?
こんなビジネス関係を、時間軸、戦略の背景にかくれた「なぜ?」を考え、
ご自身の意見にまとめる読み方をしなければ意味がありませんよね!
さらに、そこからビジネスモデルの本質を見抜き、
あなたご自身のアクションや戦略を導きだせたらすばらしいとおもいませんか?
ここでとりあげるBIZトラ_ビジネストライアングル発想法は、ロジカルシンキングと、ビジュアルシンキングを合わせた方法。
あなたの新聞や経済誌とのつきあい方を変えます!
新聞の余白や、A6ノートとかにささっと書きだすだけで、ビジネスの構図や、あなたの思考は明確になり、見えなかった裏側がきっちりと見えてくる。
すくなくとも、あなたの新聞、経済誌とのつきあい方は革命的にレベルアップします!
紙と鉛筆さえあれば誰でもできるフレームワークです!!
わたしたちは普段から新聞を読み、経済雑誌を読む、見るということはするのですが--実際に自分の目と頭を使ってアイデアを見出し、そのアイデアを直感的に膨らませ、上司やお客様にも直感的に理解してもらえるように伝え、共有する。
そんな使い方してませんよね。
でも、画期的なビジネスアイデアは、今おきている事実から学び、
あなたのビジネスに応用するアイデアを具体化し、整理し、
アクションに発展させることで具体化できます。
一部の天才的なセンスのよい人材のヒラメキに頼るのではなく、
”あなた”の頭脳が、ヒラメキのもとになるのです!
記事や特集から「見てるのに診えない論理と構図を見えるようにする」コツさえ体得できれば・・・すべてが好転します!
一般に広まっている、ロジカルシンキングやマインドマップもOKですが・・・あなたは使えていますか?
このBizトラは事実からスタートするので発想を膨らませることにセンスはいりません。
発想法や図解技法をやってみようと思った人が、最初に不安になるのは、
「自分にはセンスがないのではないか?」と感じるということのようです
でもそうした心配はまさに取り越し苦労というものです
実は、BIZトラ_ビジネストライアングル発想法は、誰でも確実に描けるようになるスキルなのです
毎日、新分や経済雑誌を読みながら、1週間に一度か二度でよいので実際に描いていけば、必ず技術が身につくものです。
第1ステップは、記事中から、ビジネス構造を事実として、トライアングルに書き出すことです。
この作業は、簡単です。ものの5分もあれば、完成です。
しかし、この事実を誰が、誰に幾らで何を、どのように、ビジネス化していくという
構造を理解するということは、ほとんどあやふやにしか行われていません。
これを、ただしく行うのが、第1ステップといえます。
第2ステップは、ダブルループと私は呼んでいますが、なぜ、そのビジネスが、生まれたのか。そこに発想の焦点を向けていきます。
「なぜ」という発想から生まれるのは、判断基準と、アクションです。
「なぜならば・・・」と頭の中で、考えてみれば、その次に来るのは、「そうであれば・・・、」と来るのが普通でしょう。
最終的に、ご自身のビジネスの中に、どう生かす戦略が生まれるのか。明日にでも、どう動けばよいのかという結論が見いだされるのが第2ステップといえます。
実は、この第二ステップこそが、自分の「論理と思考」との対話になります。
かつてのあなたと差をつけて、明日のあなたは、一歩、先をゆくビジネスパーソンに 生まれ変わるはずです