こんばんは、
とにかく明るい性教育【パンツの教室】
シニアインストラクターの助産師はま子です。
今日は助産師外来で、エコーをしたり
ご家族の話を聞いたり。
いいお産をするためのからだ作りや
マインドなどをお話ししていきます。
前にも書きましたが、
お母さんから出る言葉は、
赤ちゃんからの伝言です。
それを受け取って、
お母さんにお伝えできたらいいなって
思っています。
一緒に来ていた7歳の男の子から、
質問をいただきました。。
「赤ちゃんはどうやって聞いているの？」
お母さんによると
ピアノを習っているお子さんが
家で練習をしていると
お腹の赤ちゃんが決まって動くようで、
お腹は開いていることもないのに、
どうしてきこえているのかなって、
思ったそう。
お母さんも返答にこまったので、
次、助産師さんに教えてもらおう！
と、いうことになったそうです。
ここでまめ知識になりますが、
胎児の耳は妊娠16～19週頃に
外見上の形ができ、
内耳は妊娠24～25週には
大人と同じ状態になります。
妊娠26～29週くらいで
音を聞き取れるまでになり、
耳に入った音を理解し、
音の聞き分けができるようになるのは
妊娠8ヶ月頃。
妊娠9ヶ月頃になると、
聴覚はほとんど完成に近づいています。
と、言うように段階を追って
赤ちゃんの耳は出来上がっていきます。
お腹の赤ちゃんは36週に入っていたので
もう聞こえるっていうことですよね。
お兄ちゃんによると、
お母さんの耳から赤ちゃんの耳に届いている！
と、素敵な回答をしてくれました！
子宮は妊娠後期になると薄く伸びるし、
お母さんのおなかも伸びます。
外の世界から約一センチの壁を越えて
聞こえているようです。
心臓の音も胸に耳を当てれば聞こえる。
赤ちゃんは耳を壁につけて
外の音を聞いているわけじゃないけど、
外の音も聞いて覚えて生まれてきます。
特に近い外の声の人は、
お母さんの声だけど、
一緒に生活している人の声や生活音を
覚えてきます。
お父さんが、
兄弟喧嘩してるのも聞いてるんやぞーー！
って言うと、
お兄ちゃんは苦笑いしていました。
お母さんが笑えば胎児も笑い
お母さんが悲しくなると
赤ちゃんも悲しい顔に。
お腹の中で生まれる日を楽しみにしながら
まわりの環境にも左右されながら
生きてる赤ちゃん。
このご家族の取り巻く優しい雰囲気が
素敵すぎて
心が癒されたひとときでした。
現役助産師はま子の パンツの教室
小さい頃から命の尊さを伝えよう！
三歳からはじめる性や命の話こそ
思春期を楽しく迎えるために必要です^^
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