こんにちは
助産師のはま子です。
◆母乳育児 9 育児と腱鞘炎 その2
前項では産後、
・いわゆる猫背になってしまうが多いこと
・腱鞘炎の人は猫背が多い
といったことを書きました。
でも、全員ならないのは何故でしょう。
猫背の度合いにも個人差があります。
まず、
授乳の仕方、姿勢を見直して
自分の身体を歪ませるくせについて
見直してみてはいかがでしょうか。
・おっぱいの高さに赤ちゃんがいるか。
→色々なクッションを使って
高さを調節する。
・乳首の前に赤ちゃんの口があるか。
ママが自分の手でおっぱいを赤ちゃんの口まではこびすぎていないか。
・おっぱいをくわえさせるのに、
ママが赤ちゃんに近づいていないか。
→前傾姿勢になると腰痛の原因になります。
・いかり肩の(肩に力がはいった)まま、
授乳し続けてないか。抱っこも然り。
→肩こりは腱鞘炎の人に多いです。
お産で緩み切った骨盤
(だけでなく全身の骨筋肉)は
次第に固まっていき、
この姿勢のままの授乳では
骨盤の歪みから身体のねじれを引き起こします。
・授乳や抱っこの時
赤ちゃんを支えているママの親指に
力が入りすぎて反り続けてないか。
→親指を軸に力が入ると
首や肩のコリを助長します。
ここが一番注意したいところです。
何をするにも
小指から触れていきましょう。
後、産後早くから家事を再開している方!
水を触りすぎると、よくないですよ~。
冷えます。
そして、
スマホを見る体勢も気を付けましょう。
使いすぎは禁物ですよ。
目が疲れると、身体の回復も
おっぱいの出方も落ちてきます。
自分は大丈夫!と侮らず、
産後は思っている以上に
身体とココロがくたびれていると思いましょう。
自分を褒めて
メンテナンスもしてあげてくださいね。